●担当者●ゲオフレスポ八潮店 星由妃

2022年4月15日更新

『ピノ:PINO』村上たかし

 書店では本の在庫も検索機でほとんど会話しなくても本の場所がわかるようになりセルフレジ導入で対面での接客も少なくなってきている。  接客は確かに大変なことも多いが人間だから出来ることだと思う。  私は... 記事を見る »
2022年3月10日更新

『星の王子さま』サン=テグジュペリ

 昨年の3月末で事業を終了してしまった関越道の「寄居星の王子さまPA」には仕事で各地を回っていたのでよく立ち寄っては運転の疲れを癒しながら「星の王子さま」からの世界観にひたっていたものだった。「星の王... 記事を見る »
2022年2月10日更新

『MOGUMOGU食べ歩きくま』ナガノ

 終息しかけてきていると思っていた憎たらしいウィルスがまた増えてきた。  待ちに待った旅行を計画していた矢先だったので「何で......また......」という思いをこめながら2月分としておススメする... 記事を見る »
2022年1月13日更新

『7.5グラムの奇跡』砥上裕將

 今月紹介する本は眼科専門の検査技師「視能訓練士」のお話です。 『書評』にする本は早めに決めて再読しているのですが今回は悩んでいる時にあるスタッフの何気ない一言で決まりました。  その一言とは....... 記事を見る »
2021年12月9日更新

『21世紀のチェーンストア』渥美俊一

 私の趣味は【書店巡り】です。  個人書店もあればチェーン店の書店も数多く巡っています。私自身、本が好きということもありますがチェーン店でも立地によって様々な棚の構成があり面白いです。  今月は書店巡... 記事を見る »
2021年11月11日更新

『波の上のキネマ』増山実

 現在、いつでもレンタル出来る環境、ネットでも簡単に観られる環境ではありますが思い出してみると昭和天皇の崩御でテレビは自粛ムード一色でニュースしかやらなくなった頃、レンタルビデオ店があちこちに出来始め... 記事を見る »
2021年10月14日更新

『夫の墓には入りません』垣谷美雨

 文庫化される際に改題された作品で「嫁をやめる日」が文芸書として発売された時のタイトルです。  著者の垣谷美雨さんは10月30日公開の『老後の資金がありません』『姑の遺品整理は、迷惑です』『定年オヤジ... 記事を見る »
2021年9月9日更新

『私を殺さないで』浜口倫太郎

 この作品は2019年2月に文庫書き下ろしとして発売されました。  犯罪がエスカレートするペット業界のウラ側に迫る"どんでん返しミステリー"と銘打たれた作品で作者は映画化もされた『22年目の告白 -私... 記事を見る »
2021年8月12日更新

『お咒い日和』加門七海

 私が本書を購入した2017年は黒い表紙に藁人形が描かれていました。  2020年7月に文庫化された時には別な表紙になっており帯には「あっかんべーは魔除けのサイン!?」と全く違う本が発売されたと思った... 記事を見る »
2021年7月8日更新

『青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏』伊与原新

7月、書店には各社の夏文庫が並んでいる。 その中に毎年必ず入っているのが宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』だ。『銀河鉄道の夜』は色々な版元から出版されており解釈も違うため読み比べても面白い作品です。 280円... 記事を見る »
2021年6月10日更新

『ざつ旅 ーThat's Journeyー』石坂ケンタ

 旅に行きたい。海外じゃなくて良い。国内でいい。  新型コロナの影響で旅行に行きたくてもいけない。  そんな時、本の表紙につられて手にしたのが石坂ケンタさん KADOKAWAの『ざつ旅-That's ... 記事を見る »
2021年5月17日更新

『きのうのオレンジ』藤岡陽子

「本の雑誌増刊 本屋大賞2021」をくまなく読んでいる人にはご存知であろう、藤岡陽子さんの『きのうのオレンジ』(集英社)は一次投票では11位だった。 10位の加藤シゲアキさんの『オルタネート』(新潮社... 記事を見る »
ゲオフレスポ八潮店 星由妃
ゲオフレスポ八潮店 星由妃
岩手県花巻市出身。課題図書は全て「宮沢賢治作品」という宮沢賢治をこよなく愛する花巻市で育ったため私の読書人生は宮沢賢治作品から始まりました。小学校では毎朝、〔雨ニモマケズ〕を朗読をする時間があり大人になった今でも読んでいて素敵な文章があると発声訓練のごとく、つい声を出して読んでいる変な書店員です。