6月29日(土)
雨。すっかり梅雨。娘をアルバイト先に送る。今日は3時までで、その後は東京ドームで嵐のコンサートらしい。息子塾に送る。期末テスト対策で夜まで授業らしい。
今週は遅く帰る日が多かったので、どうやら身体も心も相当疲れていたらしく、何もする気が起きず、ベッドで本を開いてはうたた寝を繰り返す。
『ある一生』ローベルト・ゼーターラー(新潮社)読了。
装丁に惹かれて購入したが、その装丁どおり、静かに満たされる一冊だった。背伸びをせず、自分にできることで暮らしを営み、悲しみや苦しみを背負い、ほとんど笑いもせず、そうして生きた一生は、まるで自然の中の一つであるようだった。ふとした時に読み直すであろう小説だ。
夕方、雨がやんだのランニングするも、途中でまた降り出し、ずぶ濡れになって10キロラン。
夜、娘と息子が同じタイミングで駅に着いたので、迎えは一度で済む。