『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』

著者:豊崎由美

定価1,944円(税込)

2013年1月21日搬入

トヨザキ社長書評集<ガタスタ屋>シリーズ第2弾!

 

本の雑誌社が送る2013年最初の単行本は、豊崎由美さんの強力書評集『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』です。

昨夏発売した『ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る!篇』では、「本の雑誌」の連載分をまとめましたが、今作はそれ以外の雑誌や媒体で書かれた書評を一同に集めました。

ときにはノーベル賞作家の語り口を讃え、ときには芥川賞の選評に「NO!」と怒り、ときには人気芸人の文才にのけぞる、ときには旧約聖書を笑い飛ばし、古今東西の151作の傑作迷作話題作を全部まとめて紹介します。

「寄らば斬る!篇」と合わせて読めば、もう読みたい本に困ることなんてないでしょう。オレンジと青の両書評集をご堪能あれ。

【お詫び】 豊崎由美著『ガタスタ屋の矜持 場外乱闘篇』の中(10P、40P、73P、86P、110P、118P、127P、137P、144P、161P、166P、171P、204P、238P、268Pの見出し下部、猫の手の版画部分)に誤りがありました。本来ならば、猫の手を囲む灰色の四角い枠は入らないデザインになっておりました。当方のミスにより、著者の豊崎由美様、デザイナーの芥陽子様、イラストレーターの宇田川新聞様、また読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。(本の雑誌社編集部)

<目次>

まえがき
Ⅰ 読書の気分
笑いたい
『旧約聖書』/『コレラの時代の愛』/『残念な日々』/『ミスター・ミー』/『いい子は家で』/『わたくし率 イン 歯--、または世界』/『エスケイプ/アブセント』/『有頂天家族』/『人間小唄』/『俳優・亀岡拓次』/『文学賞の光と影』
驚きたい
『野生の探偵たち』/『ほとんど記憶のない女』/『私自身の見えない徴』『スロー・ラーナー』/『ピノキオ』/『3秒』/『学問』/『雪の練習生』/『WANTED!! かい人21面相』/『タダイマトビラ』/『後藤さんのこと』/『こちらあみ子』/『一一一一一』
しみじみしたい
『時は老いをいそぐ』/『東京奇譚集』/『やさしいため息』/『タイム屋文庫』/『めぐらし屋』/『ひっ』
わくわくしたい
『フロム・ヘル』/『ニューヨーク・チルドレン』/『サーカス象に水を』/『ロスト・シティZ』/『聖家族』/『ネクロポリス』/『エンド・ゲーム』/『失われた町』/『荒野』/『洗面器の音楽』/『11』/『激しく、速やかな死』
ドキッとしたい
『しろいろの街の、その骨の体温の』/『玩具の言い分』/『不愉快な本の続編』
打ちのめされたい
『夜と灯りと』/『彼女がその名を知らない鳥たち』/『死んでも何も残さない』/『チロ愛死』
元気になりたい
『通訳ダニエル・シュタイン』/『出星前夜』/『飲めば都』/『とにかくうちに帰ります』
ほのぼのしたい
『無銭優雅』/『桐畑家の縁談』/『東京ロンダリング』
考えたい
『ロスト・シティ・レディオ』/『末裔』/『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』/『ボーダー&レス』/『エ/ン/ジ/ン』/『東京プリズン』/『やみくも 翻訳家、穴に落ちる』
遊びたい
『ねたあとに』

Ⅱ 正直書評。二〇〇八~二〇一二
二〇〇八年
『われらが歌う時』/『ばかもの』/『小銭をかぞえる』
二〇〇九年
『光』 /『四とそれ以上の国』/『猫を抱いて象と泳ぐ』/『ブロデックの報告書』/『ロコモーション』/『麗しのオルタンス』/『極北で』/『モーフィー時計の午前零時』/『やんごとなき読者』/『昨日のように遠い日 少年少女小説選』/『欲情の作法』/『犬たち』/『ユダヤ警官同盟』/『学問』/『通話』/『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』/『終の住処』/『アミダサマ』/『諦女』/『イー・イー・イー』/『粘膜蜥蜴』/『洋梨形の男』/『バレエ・メカニック』
二〇一〇年
『Fの記憶』/『ウィーン家族』/芥川賞選考について/『老人賭博』/『ボート』/『狂人失格』/『感応連鎖』/『熊にみえて熊じゃない』/『団地の女学生』/『やすらい花』/『ぼくの名はチェット』/『変愛小説集Ⅱ』/『サラの鍵』/『シューマンの指』/『俺俺』/『おっぱいとトラクター』/『勝手にふるえてろ』/『いちばんここに似合う人』/『優しいおとな』/『妻の超然』/『見当たり捜査官』/『夏目家順路』
二〇一一年
『イビクス ネヴローゾフの数奇な運命』/『月と蟹』/『田舎の紳士服店のモデルの妻』/『醜聞の作法』/『雪の練習生』/『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』/『ポータブル文学小史』/『ビリジアン』/『ドクター・ラット』/『ユリゴコロ』/『アニマルズ・ピープル』/『オーダーメイド殺人クラブ』/『蛙鳴』/『私のいない高校』/『くじけな』/『開かせていただき光栄です』/『ネザーランド』/『会話のつづき ロックンローラーへの弔辞』/ 『塔の中の女』/『装飾庭園殺人事件』/『奇跡なす者たち』
二〇一二年
『第七階層からの眺め』/『ハコブネ』/『犬の心臓』/『第2図書係補佐』/『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』/『ルイユから遠くはなれて』/ 『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』/『ある一日』/『居心地の悪い部屋』/『緑のさる』/『極北』/『濡れた太陽 高校演劇の 話』/『会社員とは何者か? 会社員小説をめぐって』/『とうへんぼくで、ばかったれ』/『鍵のない夢を見る』/『冥土めぐり』/『夜毎に石の橋の下で』 /『無分別』/『わたしの物語』/『最後に誉めるもの』/『ならずものがやってくる』
あとがき
初出一覧
作品名索引/作家名索引

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