東京・豊島区、「トキワ荘」復元へ寄付募る

文=新文化編集部

マンガの聖地といわれる「トキワ荘」を復元するため、「豊島区トキワ荘関連施設整備基金」を創設し、寄付金の公募を開始した。東京・豊島区南長崎に「マンガの聖地としまミュージアム」(仮称)として建設。外観はもとより、玄関、階段、居間、共同の炊事場、便所までを忠実に再現。アニメ・マンガ文化を未来へ継承していく。

トキワ荘は豊島区椎名町にあった木造2階建てアパート。1953年に漫画家・手塚治氏が入居し、後を追うように藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A)、石森章太郎、赤塚不二夫らが入居。1982年に解体された。

今回の再現計画には、各界の著名人180人が発起人となっている。トキワ荘が再現される場所は豊島区南長崎3-9-22。2020年3月にオープン予定。
問合せや申込みはTEL03-4566-2758、同区文化商工部文化観光課マンガ・アニメグループまで、または同区のホームページでも受け付ける。

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