第159回芥川賞・直木賞の候補作決まる

文=新文化編集部

日本文学振興会が6月18日、発表した。選考会は7月18日、東京・中央区の料亭「新喜楽」で行い、同日受賞者の記者会見が開かれる。候補作は次の通り。

【芥川賞】
古谷田奈月「風下の朱」(「早稲田文学」初夏号)
高橋弘希「送り火」(「文學界」5月号)
北条裕子「美しい顔」(「群像」6月号)
町屋良平「しき」(「文藝」夏号)
松尾スズキ「もう『はい』としか言えない」(「文學界」3月号)

【直木賞】
上田早夕里『破滅の王』(双葉社)
木下昌輝『宇喜多の楽土』(文藝春秋)
窪美澄『じっと手を見る』(幻冬舎)
島本理生『ファーストラヴ』(文藝春秋)
本城雅人『傍流の記者』(新潮社)
湊かなえ『未来』(双葉社)

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