【西日本豪雨続報】宮脇書店真備店、天井まで浸水

文=新文化編集部

宮脇書店のFC店、真備店(岡山・倉敷市)は天井まで浸水。直営店の大洲店(愛媛・大洲市)でも1.6メートルの高さまで水に浸かった。ほぼ全商品が水に濡れ撤去作業に入っている。また、ゆめタウン平島店(岡山・岡山市)でも40センチメートル浸水し、復旧のめどが立っていない。極めて深刻な状況にある。

宮脇範次社長は「多くの店舗で被害が出ている。とくに(前出の)3店についてはどうしようもない」と話している。店舗の総合保険には入っているが、水災については、上限100万円と補償額が低い。出版社の理解と協力を求めている。

フタバ図書では全60店舗のうち、20店舗で「雨漏りまたは床下浸水」の被害が出ていることが分かった。とくに被害が大きかった広島・呉市にある呉駅レクレ店と広店の2店舗は再開のめどが立っていない。同社の世良與志雄社長は「多くの関係者に協力していただいている。1日も早く開店できるよう努めていきます」と話す。

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