岩崎書店、絵本の家を完全子会社化

文=新文化編集部

海外絵本の輸入卸を行う(株)絵本の家の全株式を4月1日付で取得し、完全子会社化した。

絵本の家は、1984年7月に設立。主に英語の海外絵本の輸入・卸販売を軸に、キャラクター関連グッズの制作なども手がけてきた。商品を通信販売会社、百貨店、書店、ミュージアムショップ、英会話学校などに提供しているほか、商品のショールームを兼ねた直営店(東京・豊島区)では個人への小売りも行う。

岩崎書店は、近年の児童に対する英語教育需要の高まりと、文部科学省指針による2020年からの小学校における英語教育の必修化に対応し、海外絵本を扱う絵本の家を傘下に収め、英語商材の充実と出版社としての総合力の強化を図っていく。

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