「上野の森 親子ブックフェスタ」、今年も賑わう

文・写真=新文化編集部

「上野の森 親子ブックフェスタ」、今年も賑わう
オープニングセレモニーのバルーンリリース

「上野の森 親子ブックフェスタ 2019」が5月3日~5日、東京・台東区の上野恩賜公園噴水広場で開催された。同フェスタは子どもの読書推進会議、日本児童図書出版協会、出版文化産業振興財団(JPIC)による共催で、今年で19回目。75の出版社が出展し、約5万7000冊の児童書などが20%引きで販売された。

今年は東京都書店商業組合とコラボし、実験的に上野の書店である明正堂が参加。同社は会場で行われた抽選会に景品を提供したほか、4日に同クリップBOOK&ART(東京・台東区)が会場でイベントを開催。さらに同アトレ上野店(同)でも、入口近くのワゴンで、同フェスタに出品された児童書の一部を20%引きで販売した。

初日にはオープニングセレモニーが行われ、台東区立忍岡小学校の6年生らがバルーンリリースを行った。

JPICが集計した速報値によると、売上げは約4203万円。天候に恵まれたことから、昨年の3956万円を上回り、過去最高額となることがほぼ確実とみられる。

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多くの来場者で賑わう会場

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