GWの書店売上げ、3年ぶりに前年超え

文=新文化編集部

日本出版販売とトーハンはこのほど、2019年ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)の書店店頭売上げ動向を発表した。ジャンル総合でのPOS店売上げは、日販が前年同期比2.4%増、トーハンが同2.3%増だった。GWの書店売上げが前年を超えたのは、両社とも16年以来。
日販POS調査店の「雑誌」売上げは同0.9%減、「書籍」は同0.7%増、「コミック」は同8.1%増、「開発品」は21.5%増。

トーハンは、「雑誌」が同0.5%減、「書籍」が同0.7%増、「コミック」が同10.3%増、「MM(マルチメディア)」が同16.5%増となった。

両社とも、「児童書」分野が対前年2桁超え(日販=同19.6%増、トーハン=同15.2%増)と好調だったが、「文芸書」が低迷(日販=同14.5%減、トーハン=同20.3%減)した。

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