キャッチャー・イン・ザ・ライ」、映画登場で再燃

文=新文化編集部

  • キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)
  • 『キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)』
    J.D. サリンジャー,Salinger,J.D.,春樹, 村上
    白水社
    900円(税込)
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月19日公開の映画「天気の子」に、J.D.サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社・新書版)が登場し、新海誠『小説 天気の子』(KADOKAWA)とともに好調な売行きを示している。映画のなかで、同書のカバーがたびたび映し出され、観客の関心を集めた。公開前にスタッフが予告編を見て、前出の2点の併売をはじめる店もあった。現在は、紀伊國屋書店、有隣堂、三省堂書店などの主要店舗も同様に展開している。

白水社では相次ぐ注文に1万部を重版したが対応しきれず、7月26日に1万5000部の増刷(24刷)を決めた。同書は単行本などを合わせて計330万部を発行している。

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