『なまえのないねこ』、「未来屋えほん大賞」受賞で売行き好調

文=新文化編集部

未来屋書店はこのほど、第3回「未来屋えほん大賞」に竹下文子著・町田尚子絵『なまえのないねこ』(小峰書店)を選出し、9月1日から全国255店舗の未来屋書店とアシーネでフェアを実施している。

同賞には2018年5月~19年5月の新刊から、出版社と書店員の投票により76作品がノミネート。選考委員が10点を選んだのち、店頭展開と各店の児童書担当者による投票で大賞1点と入賞作9点を決めた。2位はヨシタケシンスケ『それしか ないわけ ないでしょう』(白泉社)、3位はひろたあきら『むれ』(KADOKAWA)だった。

『なまえのないねこ』は同フェア開始から4日間で約400部が売れる好調な売行き。小峰書店は6日、1万5000部を重版し、累計4万5000部(5刷)にした。

  • それしか ないわけ ないでしょう (MOEのえほん)
  • 『それしか ないわけ ないでしょう (MOEのえほん)』
    ヨシタケ シンスケ
    白泉社
    1,430円(税込)
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