石堂書店、「まちの本屋リノベPJ」でクラウドファンディング

文=新文化編集部

横浜・妙蓮寺にある石堂書店(港北区)は9月31日まで、同店の向かいにある倉庫スペースを本屋に改装するためのクラウドファンディングを実施している。同地で不動産建築業を営む「住まいの松栄」(松栄建設(株))、石堂書店の2階に入居している出版社・三輪舎と立ち上げた「まちの本屋リノベーションプロジェクト」の一環。

同スペースは改装後「こいしどう書店」として、寄付を受けた本の販売やカフェ、ギャラリー、イベントなどに活用していく。目標額は150万円。期日までに目標額に満たない場合は不成立とし、資金調達しない。

クラウドファンディングが成立した場合、出資者は金額に応じて、同店でのイベント開催権などのリターンを得られる。

今後、本の品揃えや流通、サービスなどを見直して同店を〝あたらしいまちの本屋〟としてアップデートしつつ、同プロジェクトを他の書店のリノベーションにも活用できるような仕組みにすべく検討していくという。

クラウドファンディングへの出資は「まちに本屋を残したい!『まちの本屋リノベーションプロジェクト』」から。

>> まちに本屋を残したい!『まちの本屋リノベーションプロジェクト』

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