装幀者・菊地信義氏のドキュメンタリー映画、12月公開

文・写真=新文化編集部

装幀者・菊地信義氏のドキュメンタリー映画、12月公開
菊地氏がデザインしたポスターを持つ
広瀬氏(左)と北原氏

日本印刷産業連合会は11月19日、東京・中央区の日本印刷会館で、映画「つつんで、ひらいて」(配給=マジックアワー)の監督・編集・撮影を務めた広瀬奈々子氏と北原栄治プロデューサーによる記者会見を開催した。

「つつんで、ひらいて」は、40年以上にわたり1万5000点以上の本の装幀を手がけてきた〝装幀者〟・菊地信義氏と本をつくる人々に関するドキュメンタリー映画。

広瀬氏は、「私たちは携帯電話やパソコンで文を読むことが多くなっているが、紙の本による読書体験は、手触りや匂いなどで五感が研ぎ澄まされる。それを改めて意識してもらいたい」と語った。

「つつんで、ひらいて」は12月14日から、シアター・イメージフォーラム(同・渋谷区)など全国で順次公開される。

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