筑摩書房、『思考の整理学』で店別POS累計開示フェア

文=新文化編集部

外山滋比古『思考の整理学』(ちくま文庫、本体520円)のPOSレジ導入店の累計販売数を洗い出し、店名と累計販売数を記載した店ごとのオリジナルパネルでフェア促進を行っている。記載している累計販売数は、昨年12月末時点のもの。

現在、180店舗以上がフェアに参加し、2月中旬頃から約3万部を送品した。オリジナルパネルの展開店は、現在も募集中。

パネルに記載した累計販売数の上位店舗は、1位=丸善丸の内本店(2万2637部)、2位=紀伊國屋書店新宿本店(2万2361部)。

同書は、1983年刊行、86年に文庫化したロングセラー。文庫版の累計発行部数は245万3400部(122刷)。

なお、同書が122刷となったことを受け、読者が所有する同書の刷数が書かれた奥付と表紙写真をつけたコメントをツイッターで募集中。ハッシュタグ「#みんなの思考の整理学」がついたツイートを刷数ごとに特設サイト内の本棚に並べ、初版から122刷まで揃えることを目指している。

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八重洲ブックセンター京急上大岡店の展開

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