各自治体が小中高校生などに図書カード配布

文=新文化編集部

休校が続くなか、図書カードを贈って生徒たちの自宅学習を支援する自治体が増えている。その予算総額は25億~26億円の規模に達すると思われ、書店の特需が期待される。

大阪府は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請の緊急支援策として25億9400万円の補正予算を専決処分で決めた。2000円分の図書カードを府内の幼稚園児、小中高校生約100万人に配布する。

図書カードを発行する日本図書普及は、ネットギフト用の図書カードNEXTを紙に出力し、同30日までに幼稚園や学校に届くように送付した。

五所川原市(青森)、東金市(千葉)、小牧市(愛知)は5000円分、沼津市(静岡)は3000円分、豊川市(同)は2000円分、大宰府市(福岡)は1000円分の図書カードを贈る。

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