渋谷プロジェクト、1年間で53件登録・7件捕捉

文=新文化編集部

東京・渋谷区に店舗を構える啓文堂書店渋谷店、大盛堂書店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店で万引犯に関する情報を共有する「渋谷書店万引対策共同プロジェクト」(渋谷プロジェクト)事務局は12月1日、同プロジェクトの昨年7月30日~今年7月31日における1年間の実績を発表した。

登録人数・件数は40人・53件で、すべて万引行為だった。そのうち7件で抑止し、7件で捕捉した。51件は単独敢行で、そのうち2件は2人組の疑いがあった。13件では、同一人物を登録した当該店および当該店以外への再来店が確認された。

商品ロスの改善については、ロス率が前年比でほぼ半分になった店舗、ロス金額が約40%減少した店舗、ほぼ前年並みだった店舗と三様に分かれた。2年目以降、改めて評価するという。

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