三省堂書店、創業140周年の記念フェアが人気

文=新文化編集部

4月8日、三省堂書店が創業140周年を迎え、全22店舗て展開している「ベストセラーでふりかえる140年」フェアが反響を読んでいる。明治・大正・昭和・令和時代にヒットした200点以上の書籍を集め、全銘柄に「その年になにがあったか」を記したPOPを付け、時代背景ともにベストセラーの変遷を辿った。また、『明治十四年の政変』を発行する集英社インターナショナルと共同で企画し、著者の久保田哲氏が選書した10点をラインアップした「明治十四年の政変」フェア、「こどももおとなも 今、子どもノンフィクションが熱い!」フェアなど、イベントを含めた様々な企画が展開されている。

三省堂書店は1881(明治14)年、亀井忠一氏が神保町本店(東京・千代田区)の地で古書店を開業し、現在に至る。創業から100年以上の歴史をもつ書店は数少ない。丸善(丸善ジュンク堂書店)は2019年1月に創業150周年、有隣堂は昨年12月に111周年を迎えている。

新文化オンラインへ

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »