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絶景、パリ万国博覧会
【小学館文庫】
鹿島茂
本体752円
2000/11
ISBN-4094047727
内山 沙貴
評価:B
万国博覧会にそんな高邁な思想があったとは驚きである。万国博覧会を創造した人々の中には、経済の発展や労働者、消費者の地位向上といったスバラシイ思想があったというのだ。それはひとりの人間のちょっと酔狂ともとれるモノスゴイ思想と、その思想の信者であった2人の人物が、時の帝王の力をかりて実現させた、らしい。彼らの目的は、資本主義社会の中にいて情報不足のために「競争」を知らない国民に、高品質で安価な品物を見せることによって生産意欲をかきたてることである。今、開かれようとしている諸万博の趣旨とはなんとかけ離れていることか。何事もことが大きくなり過ぎると、当初の思い通りにはならないものである。
大場 義行
評価:D
経済に疎い自分にはなんだか、途轍もなく難しい本だった。内容だけで言えば全く惹かれ無い本。科学と言う名の宗教を信奉した人々が、パリ万博を産み出し、そして技術と経済が発展したとか言われても。だがしかし、記事的に見ると面白い話がてんこ盛り。フランスのワイン、香水、人形が万博から有名になったとか。特に風俗画好きの私にとって、本書におさめられている画は堪らないものがあった。活版を拾う人々の絵とか水族館とか。資料(いつ、何の為に使うのか判らないが)としては良い本なのかもしれない。
小久保 哲也
評価:B
万博といえば大阪、という程度のお祭り気分で読み始めるといきなりガツンと食らってしまう。19世紀後半に開催された壮大なるパリ万博。産業の停滞した祖国フランスをいかにして一気に産業社会の枠に置くかという遠大な想い、そしてその根底を流れる思想が、当時の歴史背景を踏まえながら十分に伝わってくる。学校では教えてくれない「歴史」のひとつの姿がここに表現されている。とにかく残念なのは、文庫であるために図版が小さく、そうして白黒である点だ。いずれ機会があれば、虫眼鏡を片手にパリ万博の展示の隅々を探検してみたい。そんな気がしてくる。
山田 岳
評価:A
タイトルを見たときから読みたくてうずうずした。万博の基礎となったのは、1798年の第一回フランス内国博覧会。政府が産業振興のために、実用商品のみをコンクール形式で展示するために催した。当時は、売りつけられる心配をすることなく商品を見物できる機会はほかになく、そのうえ散歩好きのフランス人が散歩しながら見物できて、アトラクションやスペクタクルも用意されていたから、大評判となった。これが発展して万博となったのだが、もともとの姿はモーター・ショーのようなものだったことがわかる。企業だけで「博覧会」のようなものができてしまう昨今、万博が急に魅力を失ってしまったのも無理はないと納得させられてしまった。
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