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〔一〕
〔二〕
〔三〕
〔四〕
書剣恩仇録一〜四
【徳間文庫】
金庸
本体 各571円
2001/5
ISBN-4198914826
ISBN-4198914834
ISBN-4198915016
ISBN-4198915024
内山 沙貴
評価:C
強くあるべきはずの頭主はなんだかとても軟弱だし、男は一律して女に弱い。気に入らないところは山ほどある。英雄の概念がどこか違うのだ。だが一度読み始めてみれば途中で止める気はしなかったし、全4冊、飽きずに読ませるこの金庸という作家はとんでもないストーリーテラーであると感じる。そのかわり新しい人物がどんどん出てきて名前を覚えるのが大変だった。でもここでは正直にこの本は面白かったというべきだろう。これが著者の処女作品だそうなので、機会があればほかの作品も読んでみたいと思った。
大場 義行
評価:B
全4巻を読めと云われても、普通だったらギブってたかもしれない。でも、金庸は別。ごりごりと読みましたです。清の大皇帝乾隆亭を敵にまわして暴れまくる紅花会の面々+いろいろな拳法の使い手。とにかくこいつらが強い。かっこいい。なにせ二番手の道人なんて何カ所かで天下無双と作者が書いているだけあって負ける気配すら無い。4巻しかない為か、何人ものメンバーのうち、だんだんと出番が無くなるヤツら(特に仕置き係の鬼見愁、西川双侠なんかも)がいるのがちょっと残念だが、この大味感の中に恋愛話も混ぜられていたりと飽きさせない。疲れた勤めの帰りに、電車の中で読むと元気がでそうな気もする。
佐久間 素子
評価:C
全4巻という量にひるみつつも、読み始めたら一気でしょうと、たかをくくっていたが、いやこれが難物だった。1巻を読み終えた時点で、そういえば三国志も水滸伝も西遊記もだめな私ではあった、とあきらめムードに包まれたほど。2巻後半、乾隆帝登場あたりから、物語も転がりだし、世界にも慣れはじめた。話題てんこもりの大サービス小説ではあるし、風太郎翁には劣れども、笑える珍妙な技はいっぱい出てくる。やたら大勢いる登場人物は、結構単純なくせに変なところで強情で(要するに義が理解できない)偏見もちで、かなり不満なのだが、長いことつきあっていると、不思議に情がわいてくる。読み終わってみると、けっこう満足していたのであった。
山田 岳
評価:C
さいしょの1冊しか読めてないのですが、さいごの1冊を読んだだけでも印象はかわらないでしょう。つまり「北斗の拳」「ドラゴン・ボール」「燃えよドラゴン」「酔拳」&たくさんの香港カンフー映画をまとめて1本にしたビデオを早送りで見ているかんじ。ストーリーは次々起こるアクション・シーンをつないでいるだけ。ハチャメチャでおもしろいが、文学的な深みはない。なんだか疲れる。つぎつぎ繰り出される必殺技、そのほとんどは作者の創作で実体はない。言葉だけが踊っている。
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