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ビッグ・トラブル
【新潮文庫】
ディヴ・バリー
本体 629円
2001/7
ISBN-4102223215
内山 沙貴
評価:C
嵐のようにやって来て、嵐のように去っていった。外に出て、嵐の後を見て、以前と何も変わらぬ風景を見て、首をかしげる、あの嵐、ちゃんと風吹いてたか、と。でもお笑いとはそんなもの。ただ単純に“笑えるだけ”の話はあとに何も残さない。それはそれでいいのかもしれない。どの笑いもくどくないし、瞬間冷凍された肉のような冷たい皮肉にも加工されていない。意味のない笑い。しかしここに来て“ビッグ・トラブル”始めから最後まで見事につながった物語になってしまっている。すっごいなあと思う。ただ頭の中には何にも残っていないケド。
大場 義行
評価:A
不覚を取ったとしか思えない。無念と言ってもいいかもしれない。これ、読み終わった後でようやく気が付いたんだけど、無茶苦茶。そんな阿呆な、とか、んなワケねえだろの連発。なんであそこで大蛇がでてくるんだよ。どうして核弾頭売ってんだよ。と、今にして思えばてきとーな感じなのだが、読んでいる最中は恐ろしい事に全く何も疑問に思わず、しかも夢中になって読んでしまいました。よってAを付けざるを得ない。無茶苦茶だなと思いながらも最後まで行くか、途中で放棄するのが普通なのかもしれない。そんな他の採点委員の評価がちょっと恐い作品。
操上 恭子
評価:C
マイアミをここまでコケにしていいんでしょうか。まるでまともな人間が誰もいないみたいだけど。まあ、いいんだろうな。デイヴ・バリーだし。前半ではバカ犬や蝦蟇を含めた登場人(?)物たちの状況や心情がかなり細かく描かれている。それが後半、加速度的に展開して、すごい勢いで転げ落ちるようにクライマックスへ。ちゃんと物語として完結しえいるのが不思議なくらいだ。意味も深みもなんにもない。まあ、いいんだろうな。デイヴ・バリーだし。単純に、読んで笑って楽しめれば、それでいいんじゃないかな。軽い気持ちで、息抜きに読むにはちょうどいい本でしょう。
佐久間 素子
評価:B
南フロリダを舞台とした、どたばた・脳天気コメディ。展開はスピーディーだし、核爆弾まで飛び出す物々しさだというのに、なぜか、ほのぼのしているのが魅力。誤解と非常識と偶然が重なり合って、雪だるま式に騒ぎが大きくなっていくクライマックスが楽しい。アメリカ人なら肩をすくめ、手のひらを天に向けて、首をふるんだろう。私は日本人なので、にやりと笑う程度なのだが、それでもわくわくのあまり、足がむずむずしてしまった。ぞろぞろ出てくる人々が愛嬌たっぷりなのがいい。わいわい騒ぐおバカな高校生も、居丈高なFBIも、妙にかわいい。ラストに向けて、スネークが下品な犯罪者になっちゃったのだけがわずかに惜しい。
山田 岳
評価:B
水鉄砲を片手に、強盗よろしく、女の子の家に押し入るフロリダの高校生。バカですねえ。日本なら十中八、九きらわれる(笑)そこに、本物の殺し屋がいて、樹上生活者がいて、蟇蛙にエサを横取りされていつもおなかをすかせたアホな犬までいて、もう、むちゃくちゃでんがな。核兵器ジャックまで話がいくかあ!? この本を読んでいる間、評者も、わけのわからんギャグを飛ばしつづけて、周囲のヒンシュクをかいまくりました。たった3日間だけど。日本の景気回復は、この本を読むことから。核兵器も、不景気も、笑い飛ばせ!
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