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レキオス
【角川文庫】
池上永一
定価860円(税込)
2006年1月
ISBN-4043647026
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン
久々湊 恵美
評価:★
あまり読んだことのないジャンルだったからなのか、実は最後までこの世界観についていくことができませんでした。
展開もものすごいスピードでもう、息を切らしながらついていくのが必死!
登場人物は割と魅力的だったんだけどなあ……。オバァとか怪しくていいです。
ちょっと色んな要素が入りすぎているので、グイと引き込まれた、と思ったら何だかよくわからない名詞がたくさんでてきてどうしましょう、の繰り返し。
もっと土着的な部分を中心にシンプルなものだともっと好きになったかもしれません。
ただなあ。苦手だったのが、変態天才科学者のオルレンショー博士。
すっごく頭がいいのに、どこまでもエロを追求したコスプレ大好きって設定はどうも好きになれなかったです。だって下品なんだもの!
もしかすると私が女だからそう感じてしまうのかもしれません。
松井 ゆかり
評価:★★★★
池上永一はすごい。彼のすごさを的確に表現する術を私は持たない。
「レキオス」は、まずSF、そしてキャラクター小説、さらには沖縄文学という多様な側面を持つが、私は群像劇としてもとてもおもしろく読んだ。そもそもこの大作をジャンル分けするのは難しい、というか意味がない。強いて言うなら、ジャンルは「池上永一」だ。
これだけ強烈な登場人物が揃い、これほど破天荒なストーリー展開でありながら、物語としての破綻はない。マンガやアニメでしかお目にかかれないようなクールでぶっとんだキャラが縦横無尽に活躍する。大胆で繊細、爽快で猥雑。あらすじをちまちまとまとめられるような話じゃないので、ぜひ読んで、そして壮大な物語世界に翻弄されちゃってください。
西谷 昌子
評価:★★★★★
個人的にはデビュー作から好きな作家。沖縄を舞台に繰り広げられるファンタジー。黒人系の少女デニスが、沖縄に潜む不思議な力を利用しようとする陰謀に巻き込まれていく。謎の爆発が起き、逆さまに浮かぶ女が現れる冒頭のシーンでまずぐいっと惹きつけられる。独特の軽妙な文体といい、話のシリアスさに比べてお気楽すぎる登場人物たちといい、荒々しく展開するストーリーといい、作者は天才としか言いようがない。もう我々読者は、心地よく翻弄されるしかないのだ。「ボトムレス」で海岸を歩く天才女性文化人類学者、なんて登場人物を誰が思いつくだろう。またこの女性がすぱすぱと敵を出し抜いていく様子がたまらなくかっこいいのだ。全体を流れる沖縄的な価値観は、日本で勝ち組・負け組だのと言っている様子をあざ笑っているようだ。せせこましく生きている自分がばからしくなってくる。
島村 真理
評価:★★★
魔法陣、守護霊、レキオス、米軍。沖縄を舞台に、しょっぱなから激しい戦闘シーンがはじまって、これからいったいどうなるのかとハラハラした。池上永一的に表現したら目が「・」なのだ。
なにより強烈な登場人物たちにくぎづけ。ユタと呼ばれる個性的な占い師のオバァも、米軍のケツを追いかけまわるバカ丸出しのアメ女も面白い。でもナンバーワンは人類学者のサマンサ・オルレンショー。優秀な学者なのに、強烈に下品で、誰かれ関係なく振り回す。非常に迷惑極まりない人物なのに、嫌いになれない。むしろ、人間の潜在能力の奥底をのぞいたような崇高な気分にさせられる。達観した強さがあるからだろうか。
時代を一気に超えるSFファンタジーで、視覚的なストーリーも魅力的だが、キャラクターたちのそこまでやっていいの?という暴走的活躍が物語をより鮮明に楽しくしてくれているようだ。たんなる破滅的なものでなく、きちんと最後にオチがつくところもよかった。
浅谷 佳秀
評価:★★★★★
聖と俗、神話とテクノロジー、シリアスとギャグなどがチャンプルーになったこの物語の作者の頭の中はいったいどうなっているのだろう。あまりに多くのものをごったまぜにしている上に、ところどころで少年マンガ的弾け方をしているので、ついていけない人もいるかもしれない。でも私はこういう悪ノリも、わりと好きである。
神話と近未来SFを結びつける物語は珍しくないが、この作品では沖縄のユタという土俗信仰を中心に据え、ペンタグラム、セヂといったキーワードから、キリスト教やモーツァルトやプッチーニのオペラ、量子物理学まで、強引な力技で節操なく敷衍し、しかもそこに沖縄戦や米軍基地といった社会問題まで絡めている。抱腹絶倒、荒唐無稽。それでいてかっちりとした物語世界を構築しているのだから、いやはや、とんでもない剛腕作家である。しかも、登場する多くの魅力的な登場人物に、それぞれ見せ所となる出番がある。それにしてもサマンサ・オルレンショー博士にはぶっ飛ぶ。リーダビリティ抜群。密度の濃いエンターテインメントだ。
荒木 一人
評価:★★★★
面白いが、読みにくい。笑えるが、爽快じゃない。SFの全てを無理矢理、詰め込んだ様なロー・ファンタジーなる分野の作品。黒魔術、呪術、科学に生体コンピュータ、ファンタジー好きには堪えられない。が、苦手な人も多そうな物語。混沌とした始まり。激しいタンゴ、最後の決めは流石だ。
女子高生のデニスは第二世代のアメレジアン(混血)。白人との混血の母、その母と黒人の父、複雑な血を持つ。複雑な歴史を持ち、米軍の基地が多くある沖縄を中心に、事件は次々に起こる。やがて、沖縄から世界へ。伝説の地霊「レキオス」の力を巡り、米軍、CIA、中国の諜報員、秘密結社、天才学者、女子高生達を巻き込んで、簒奪戦は混乱と狂乱を拡大する。セヂなる、人間に憑く霊的な能力と共に、物語は深淵の世界へ。
登場人物達の個性は強烈であり、個々の登場人物だけで数冊は他の本が書けそうである。
著者が沖縄を好きで好きで堪らないのが伝わってくる。我々も、沖縄の歴史に想いを馳せるべきかも知れない。
水野 裕明
評価:★★★
沖縄を舞台に伝説の地霊レキオスを巡る争いと、レキオスの復活。2000年を生きる霊から、インフォマニアめいた大天才学者、特殊能力をもった女子高生や占いがよく当たるユタのオバァまで、多彩な登場人物。最新の戦闘機器からコンピューター、沖縄の神話、伝説や陰陽道、魔方陣まで、集めに集めた伝奇ストーリーのネタ。古くは国枝史郎から、半村良、荒巻義雄まで多彩な伝奇物語の最新作か、と期待させるが、どうもビジュアル優先で、物語としての膨らみや読みごたえが希薄なのである。物語を読む愉悦が感じられなかった。冒頭、いきなり鼻無しの逆立ち女が沖縄のアメリカ軍の戦闘へりを撃ち落とすところからして、エヴァンゲリオンを始めとするSFアニメを思わせて、ちょっと残念。でも、思いっきり大風呂敷を広げて描かれた壮大なストーリーと、ちりばめられた伝奇小説のネタは面白く、通勤電車の中で読むのには最適であった。
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