「申し訳ないくらい見つめてしまう」日本人の着物姿

きもの25ans (ヴァンサンカン) 2012年 01月号 [雑誌]
『きもの25ans (ヴァンサンカン) 2012年 01月号 [雑誌]』
ハースト婦人画報社
2,006円(税込)
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 今年の成人式も、公募で集まった新成人によるファションショーを行った東京・渋谷区や、AKB48とその姉妹グループの19人が成人を迎えた東京・神田明神、ミッキーやミニーが踊りを披露して新成人を祝福した千葉・浦安市など、各地で話題になりました。初詣や成人式の振り袖、卒業式の袴など、この時期は何かと登場する機会の多い着物。女性は着付けやコーディネートに悩み、男性は華やかな女性の晴れ着姿についつい目を奪われてしまうのではないでしょうか?

 現在発売中の『きもの25ans(ヴァンサンカン)vol.2』は、晴れ着のコーディネートから、着物に合わせるブランド小物、ヘアスタイルや、着物で出掛けたいお洒落スポットなどを紹介しています。「きもの男子」の特集では和の文化に携わる、いけばな小原流家元・小原宏貴さん、歌舞伎役者・中村壱太郎さん、料理研究家・柳原尚之さん、書道家・武田双龍さんが着物姿で登場し、着物に対する想いを語っています。

 武田さんは「心まで和の色に染めてくれるからかな。気持ちを大きくしてくれますよね」と語り、着物姿の女性については「それはもう、申し訳ないくらい見つめさせていただきます(笑)。だって本当に素敵だなって思うから」と、着物姿の女性がついつい気になってしまうご様子。

 また、2月18日には東京・浅草公会堂で「きものクイーンコンテスト2012」が開催されるそうです。ゲスト審査員には女優の剛力彩芽さんが登場し下町情緒あふれる浅草で500名の着物美人たちがその美しさを競い合うのだとか。親子やカップルでの参加もできるようなので、参加する方も見ている方も楽しめそうですね。

 着物を着ると背筋がすっと伸びるのはなぜでしょう。いまだからこそ見直したい「着物のお洒落」。価値観が激変する時代だからこそ、日本人の伝統衣装である着物を身にまとい、私たちのルーツを思い出してみてはいかがでしょうか。

<関連サイト>
「きものクイーンコンテスト2012」オフィシャルサイト

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