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食と日本人の知恵
【岩波現代文庫】
小泉武夫
本体 1000円
2002/1
ISBN-4006030525
石崎 由里子
評価:A
一日三食とはいえ、朝はたいしたものを食べていないし、お昼も簡単なものばかり。すると夜の一食くらいは、美味しいものが食べたーいと思う。
にもかかわらず、珍味と呼ばれるものを除くと、一生涯で口にする食材は種類が少ないな、常日頃思っていた。お店で手に取る食材は、大根、にんじんといったおなじみの野菜類、数種類の魚、肉。
しかし、ここでは食材の種類、加工法、味つけ、味覚などが、細かな段階にわかれて呼ばれる名称の理由などを解説してくれている。一つの加工食材や調味料に、幾通りもの呼び名があるのは、調理方法の繊細で高度な技を言葉という形にして後世に伝えたいという一心で生み出されたものだったという事実を知り、感動致しまして、その夜はそれをおかずにご飯を食べました。
内山 沙貴
評価:A
食べ物がその民族の歴史の深さを測るとはよくいったものだと思う。歴史に全く名が残らなくとも、新しい食材、新しい調理法を発明したすごい人たちがいたのだと気付く。岩波の本だったので、難い文章を覚悟していたのだが、読んで見ると興味をそそられ、井戸端のヒソヒソ噺のようでなんだかワクワクした。まるで浸透圧の実験のように話がすうっと胸の下に降りてくるようなわかりやすい話であり、ためになるお話がいっぱい載っていて、何より読んでいて楽しかった。
北山 玲子
評価:B
注意!「音まで食べる日本人」の章は寝る前には読まないこと。<シャリシャリ><カリカリ>なんて字面見ただけで食欲にアピールし「寝る前に食べちゃだめでしょ!」とあれほど母親に叱られたにも拘らず冷蔵庫に向かってしまうことになりかねないですから。まあ、このエッセイ全般的に本当に胃に直接訴えかけてくる。岩波現代文庫なんてものすごく学術的な香りのする装丁とは裏腹に、中身は日本食ってこんなにも素晴らしいという著者の熱い想いが文脈からビシビシ伝わってくる。少し熱くなりすぎて読んでいるほうが、おいおい少し落ち着きなさいとツッコミを入れたくなる部分もあったりして…。難を言えばもともとは新聞連載だったので仕方のないことかもしれないが、話しがだぶってしまうところが多々あったこと。それにしてもこのエッセイ、上手な糠みその作り方や、てんぷらの衣の上手な作り方なんていうレシピも出てくる。日本の正しい肝っ玉かあさんになるためには至れり尽せりの内容だ。
佐久間 素子
評価:C
一項目が5ページ程度の読み切りなので、通勤電車の10分で、2週間以上かけてちびちびと読破。どの項目をとっても情報が濃くて、雑学系テレビ番組の30分くらいすぐ作れそう。専門の発酵学・醸造学だけに話がとどまらず歴史的、文化的にも広がっていくので説得力があるのだ。粒食の米に粒食の納豆という組み合わせは理にかなっているうえ、ヌルヌルしてるから噛まずに早食いしても消化系酵素が豊富なので心配ないとかね。なるほどって感じでしょ。難は項目末に必ずと言っていいほど書かれる日本人賛美がくどいことか。ま、ちょっと知識をいれることで、おいしいものがよりおいしく、よりありがたく頂けるには違いない。「その美味さに舌も舞う」なんて、表現もまたよし。
山田 岳
評価:C+
むちゃくちゃおもしろいという文章ではないが、うんちく話をひとに聞かせていばりたい方(笑)にはネタ本としておすすめ。あんな食材にこんな調理法、日本の食文化をあらためて見つめなおすきっかけにもなる。おいしい料理のつくりかたも記載されているが、分量がはっきりしないなどレシピとしてはもうひとつ。
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