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暗殺者
【講談社文庫】
G・ルッカ
本体 971円
2002/2
ISBN-4062733730
大場 義行
評価:C
前作「奪回者」に続き今月の課題図書になっているわけだが、やっぱり前に書いた通りテンポが悪い。といっても今回は謎の凄腕暗殺者ジョン・ドゥが魅力があり、前作よりは迫力あり。ただし、やはりこの暗殺者も、シリーズに出てくる皆さんと同じでしゃべりばかりで襲わない。このなかなか襲ってこないというのが本当に傷。読み終えてみれば、実際ターゲットに対して襲ってきたのは何回なんだろうという感じである。まあ、これも主人公アティカスのお陰なのか? はやり主人公ともどもしゃべり過ぎで弾が飛び交わないのいうのは気になる点だと思う。アクションならアクションと割り切って、いかした会話ばかりというのはどうかと思う。
北山 玲子
評価:D
可もなく不可もなく。
暇な時、たまたまテレビで放映していた映画を何の気なしにダラダラと最後まで見てしまった。けど、見終わってしばらくすると見たことさえ忘れてしまう。これはそんな小説だ。最初は、世界的に有名な暗殺者という設定にムムっときた。職人気質のプロ中のプロという人にものすごく惹かれるのでちょっとワクワクした。しかし、読み終わってなんだかものすごーく物足りなさを感じた。煙草訴訟の重要参考人を狙う暗殺者がそれほどできる奴にはどうしても思えなかったのだ。いったい敵はどんな仕掛けをしてくるのか、引っ張るだけ引っ張ってラストはなんだか尻ツボミ。おまけに、いちばんいいたいことを書いてしまうとネタバレになってしまうし…。とにかく読み始めたらサクサクと一気に読めるんだけれど、主人公・アティカスはじめ登場人物が薄ぼんやりとした印象しかなくていまいち魅力的でないのが欠点。
操上 恭子
評価:B
アティカス、かっこいい。最高。どうしてこんなに惚れっぽいんだろうと自分でも嫌になるけれど、私は小説の登場人物にすぐ惚れてしまう。実在の男は(俳優なども含めて)滅多に好きになることはないのに、不思議だ。それはともかく、本編のアティカスは、本当にいい。前作、前々作では、根暗でうじうじしていて全然魅力を感じなかった。本作でも、暗くていろいろ迷っていることには変わりがないのだが、何故かとても格好いいのだ。きっと、エリカという家族ができたことと、トレントやモウジャーといった敵役(というほどじゃないが)が明確になったことで、アティカス君も男として一本筋が通ったんだろうな。
さて、本作は前作、前々作で私的にも仕事の上でも、大きなダメージをこうむったアティカスの再出発の物語だ。今後の活躍がとても楽しみである。
山田 岳
評価:A
前作「奪回者」は他の採点員からは「登場人物が相談ばかりしている」と酷評を受けたが、評者はテンポのよい文体にハマってしまった。本作も、法廷証人の保護という比較的地味な題材ながら、ゴルゴ13級暗殺者との対決もあって、やっぱり読ませる。アメリカのテレビ・ミステリーを見ているような小気味よさが魅力。
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