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飛蝗の農場
【創元推理文庫】
ジェレミー・ドロンフィールド
本体 1060円
2002/3
ISBN-4488235069
大場 義行
評価:B
何物かから逃れている男と、小さな農場で一人暮らしをしている女性。妙な関係から一緒に暮らすようになるが、気が付けば殺人鬼の影がちらほら。これ最初はちょっとわかりやすすぎるのではなんて思うはず。章が番号の時とイラストの時とで、過去と現在を分け、男の過去を意味深にしてるし。分けている意味はああ、あれだな、じゃあラストこうなるに違いない。などとうがった読者でも唖然呆然の展開。これはどうなんでしょうか。ある意味裏技なのでは。しかも、驚いてからちゃんとストーリーが進み、きちんと終わるという力業。不思議な小説だったとしか言えない。ちょっと最後バタバタした感はあるが、充分忘れられない程の作品だったと思う。
北山 玲子
評価:B
なんていうのかなあ。きっとなにこれ?と笑っちゃ人もいるだろうし、怒る人もいるかもしれないけど、私は久しぶりに物語に翻弄されちゃって快感でした。著者のいいように遊ばれて時間軸びゅんびゅんとあちこち振り回されて…。ストーリーは、たったひとりで農場を営むキャロルの前に現れた記憶喪失の男。不安なものを感じながらも男に惹かれていく彼女が知る彼の過去とは…と、ありがちだけれど、キャロルの農場でのシーンの合間にまったく別の話しを挿入させたことで物語りが複雑に膨らんでいく。大胆な構成と、物語がラストへと収束されていく過程のスピード感が堪らない。あまりにも偶然っぽい部分が確かにあるけれど、絶対2作目も読んでみたいと思わせるインパクトがあった。あ、でもね、私はこの世でバッタほど嫌いなものはないんですよ。だからちょっと途中で、もう本を持っていることも嫌になるシーンが出て、まいった…。
操上 恭子
評価:B
タイトルを見た時はてっきりSFだと思ったが、読んでみると立派ばサイコスリラーでした。なかなか複雑な作りの物語で、始めの方ではかなり混乱する。だが、読み進んでいくうちにパズルのピースのように、物語の断片が正しい場所におさまっていく。ああ、そういうことだったのね、と納得できたところに、さらにまた、、、、。様々な伏線がはりめぐらされ、複雑にからみあっているのだが、中にはハズレもある。作者はいったいどうやってこんなにクレイジーな構成を考えついたんでしょうか。あんまり書くとネタを割りそうなのでこの辺で。それにしても、読んでいて、いや読み終わった後になってもどうしてもわからないことがある。なんでバッタなの? バッタが出てくる必要ないと思うんだけど。
山田 岳
評価:A
じぶんで撃った侵入者を介抱するヒロイン。矛盾した行為の理由は後半であきらかになるのだが、そこに行き着くまでに話があっちに飛びこっちに飛び、時間軸も行きつ戻りつしてややこしい。映画ならアランだろうがマイケルだろうがおなじ役者とわかるが、小説ではそうはいかない(これってネタバレ?)。ということで話をまとめようとしたのだが、400ページを過ぎてひっくりかえった。いやあ、もう、たいへんです、これは。
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