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ある日どこかで
【創元推理文庫】
リチャード・マシスン
本体 980円
2002/3
ISBN-4488581021
石崎 由里子
評価:C
人は極限の状況にあるとき、そこから逃れたいばかりに、全く別な世界を妄想、幻想、空想の力によって生み出す。そこで美しいものと出会い、めくるめく時間を過ごすのだ。
そういう感覚は一応理解できるのですが本書はちょっと、セリフが大げさで疲れてしまいました。この作品は、映画や宝塚で上演されて好評を博したそうですが、宝塚くらい現実との線引きが明確な世界なら、こちらもそのつもりで挑めるのですが・・・。日常である自分の部屋でこの本を読んでいたら、登場人物たちの熱すぎる口調や、相手の一言で感情が海の底まで沈んだり、飛沫がほとばしるくらい高波になったりする人たちに、すっかり冷静になってしまいました。
内山 沙貴
評価:B
ある日どこかで…ある日とはいつのことで、天国に導くまばゆい光の中で何を求めどこへ向かう?いつか光に溶けこみ交じり合い、シャワーのように降り注ぐ光の粒子に昇華し、また漂い、やがて記憶は消滅して意識は薄れ、今は広くそこに漂っている。ネタばらしをしたくないのであまり内容に触れたくないのだが、できればこの本をこれから読もうとするみなさんにも解説や書評や帯を見ずにまっさらな状態で読んで欲しい。まっさらなキャンパスの上に光の粒子をひとつひとつ重ね、そこに描かれる少しオールディな色彩の絵を見てもらいたい。そこかしこに今も漂うたくさんの絵を。ひどくハリウッドかぶれの、大仰で感動的な物語であり、私自身はこれをすてきだといえるロマンチストにはなれないが、最後に暴かれ飛び散ってしまう物語の破片を、自分なりの方法で掻き集めてしまった。切ないような、寂しいような思いを残す物語だった。
大場 義行
評価:A
時間飛びものが大好きだ。一度読み終えてから、また冒頭に戻ってみたりして。で、おおっ! なるほどなんて言うのが大好きなのだ。なのでこの本もA。クサすぎるセリフが目白押しだったり、史上最強のごり押し時間旅行方法など、仰天する事間違いなしなのだが、どうしてもどきどきしてしまうのだから仕方がない。かつての女優の写真を眼にし、あと数か月の命である青年は、途轍もない力業で時間を飛んでしまうのだ。おお、なんてステキなお話なのだろうか。終わり方も余韻があるし、やっぱり時間飛びものは素晴らしいと、個人的には再認識した一作だった。時間飛びものがそんなに好きではない、ある程度理論的でなければならないというSFファン、恋愛小説好きにはどう読まれるかは判らないが。
北山 玲子
評価:C
ポートレイトを見て心惹かれた昔の女優に逢いに行くために、リチャードはタイムスリップを試みる。自分の命はあと半年足らずと宣告されて人生に絶望していた彼は、最後の情熱を全て彼女に注ぐ。甘いセリフにひと暴れしたくなるほど拒否反応を起こしてしまったが、限られた時間と限られた命のなかで想いを告げようとするリチャードの姿にほんの少しへこんだ。ストーリーはロマンティックに展開するけれど、時間は切実にシビアに過ぎていく。いちばんカワイソウなのは女優のマネージャー・ロビンスンだよね、やっぱ。がさつで感情表現が下手なこの男は、目の前で起きていることがまったくわからないままなんだもの。こういう脇役に惹かれてしまう私としては、主役の2人の半分くらいでいいからもう少し愛情込めて書いてあげてよとついついどーでもいい事を思ってしまうけれど。それにしても、こんなタイムスリップの方法ってありなの?
山田 岳
評価:B
宝塚歌劇月組が95年、天海祐希、麻乃佳世コンビで上演した同名ミュージカルの原作。美しくもはかないラブ・ストーリー・・・のはずなんだが、子どものころに読んだSFまんがを思い出した。ちがう時代からきたタイム・パトロールの男女が力を合わせて悪者をたおした。別れぎわ、再会を望む男に女が言った。
「あなたの時代には、私はもうおばあちゃんなのよ」。そのまんがのネタ本がこれだったらすごい。
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