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うまひゃひゃさぬきうどん
【光文社知恵の森文庫】
さとなお
本体 533円
2002/5
ISBN-4334781616
石崎 由里子
評価:C
私には、長野県と香川県出身の友人が一人ずついる。長野出身の友人は“おそば”“うどん”といい、香川出身の友人は“そば”“おうどん”と呼ぶ。一つの県に、それぞれ一人ずつの友人だから一概には言えないけれど、どちらも自分の県の産物を誇りに思い、悪く言われると、いかに“おそば”であり“おうどん”が美味しいか、美容にいいかを懸命に主張する。私は心地好く、その主張に耳を傾ける。
著者は、うどんの産地とは関係のない出身ながら、“うどん”の魅力にはまり、うどん屋さんをめぐり、店ごとの特徴や麺のこし、うまみをとうとうと語り、本まで出してしまった。しかし、読んでいると、なんだかうどんをもの凄く愛している人の、ごくごく個人的な日記を読んでいるような感覚に襲われて、消化不良に陥った。
内山 沙貴
評価:B
本物のさぬきうどんを食べてみたくなる本でした。本物とは一体どんなものなのでしょう?しかし文中に書かれているうどんに対してちっとも食指が動かなかったのが残念でした。ぴかぴかに光る白いうどん、こしのあるうどんまでは分かるのだけれど、それを超えると想像不可領域、まさに未知、どこがどううまいのか分からない。これはきっとさぬきうどんの布教活動なんですね。本としてはダジャレは寒いがほのぼのしていていい雰囲気でした。しかしやっぱりさぬきうどんを食べる、ただそれだけのために香川へ行くというのは、難しいですよ…。
大場 義行
評価:C
デジカメだろう荒い写真ではあるが、いきなり讃岐うどんの写真勢揃いという気合いの入った本。その為か読めば読むほど讃岐うどんが喰らいたくなる。ぜんぜん違うのか、そんなに。うどんはうどんなのでは、と思いつつも食べに行きたくなるんだよなあ。その点では素晴らしいけれど、読み物として考えると、「恐るべきさぬきうどん」という底本があるようなので、そちらの方が読みたいと思ってしまう。まあ、食べたくなるからいいのかな。それと、ちょっと太字がうざいのも難点。うまひゃひゃ(太字でデカイ文字)連発されるたびに本を閉じてしまった。
北山 玲子
評価:E
W杯の実況アナウンサーがエキサイトすればするほど見ているこちらは引いてしまう。それと同じことをこの本を読んでいて感じた。感じた、というより引きっぱなしだった。さぬきうどんは確かにおいしいけど、少なくともこの本を読んで食べたい!という気はあまり起きなかった。もともとホームページのワンコーナーを本にしたものだから仕方ないのかもしれないけど、必要以上に文字が大きくなるのはどうなの?これってネット上では効果的かもしれないけれど活字として捉えるとあまり効果はないんじゃないかな。テンションの高いのは著者だけで、読んでる方はどんどん冷静になっていく。もうこれはさぬきうどんが好きで好きでたまらないという人にはいいかもしれないけれど、私はそれ以外のうどんも大好きなのでいまいちピンときませんでした。
操上 恭子
評価:C+
さとなおという人が「さぬきうどんを食べ歩く話」は、もう何年も前にネットで話題 になった時から知っていたし、3年半前に単行本が出た時にも気になってはいた。 が、実際に読んだのはこれが初めて。さとなおというハンドルネームが男性のもので あることも初めて知った。趣味のものでも食べるものでも、何かにとことんハマって しまってマニアになるという話は珍しい物ではない。だが、それを家族で、しかもや っと2歳の幼児を連れて食べ歩きの強行軍となると、なかなかできることではない。 しかも、その食べ方が尋常ではないのだ。2泊3日で15軒とか、1泊2日で16軒 とか18軒とか。うどんばっかり1日に8杯も9杯も食べられるものなのか? 私な んかは、もう読んだだけで胸がいっぱい。うどんが入る余地はない。それでも、いつ か機会があったら、ここに載っている店の1軒か2軒に、是非行ってみたいものだと 思う。
佐久間 素子
評価:C
おいしいものをみつけたから知らせたい。おもしろい所に行ったから教えたい。実にシンプルな動機で書かれた本である。そして、高まる欲望に、次々応えていくさぬきうどんの奥深さ、はっきりいってすごい。読み物としてもおもしろいけれど、ポイント数をかえて笑わせるのは頼むからやめてほしかった。電車でのぞかれると恥ずかしいからね。すっかり市民権を得たさぬきうどん。大阪じゃ、日帰りうどんツアーの広告を駅でみかけたりする程なのだけれど、そんなのとは関係ないところで、香川では今日もいろんな人がうどんをうったり、食べたりしているのであろう。幸せな風景ではないか。1時間で読めるくせして、今度の旅行は香川にしよう!と小さく人生が変わるくらいの効果は十分あり。
山田 岳
評価:A
「手なずけちやほや工程」「いじめはりたおし工程」・・・うどんの製造工程なのだが、20年前にはやったよなあ、こーゆー文体、と思ったら筆者は評者と同世代。きっとシーナの昭和軽薄体エッセイを狂喜して読んだクチなのだろう。
「あまりのうまさに、って言ってもしょせんはうどんでしょ?」
という先入観がくつがえされていく過程は、この本にそのまま当てはまるのであった。しかし、ホームページから本がうまれるってのが<今>ですねえ。
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