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コールドスリープ
【角川ホラー文庫】
飯田譲治・梓河人
定価 630円(税込)
2002/11
ISBN-404349307X
石崎 由里子
評価:C
なんだかゲームのシナリオ本のような感じがあって、ストーリーがあるのかないのか、伝えたいことがあるのかないのか…、判断に迷ってしまうところがあり、馴染めなかった。
映像と合体するとストーリーがパワーアップするのかもしれないが、奇抜なストーリーだけだとちょっと荒削りな印象でプロットのよう。
ゲームの箱の中で起きている絵空事を覗き見している感覚があった。
プロットの先にあるストーリーは、読者が操縦するか、創造して下さい、というところなのだろうか? 斬新過ぎて、ちょっと私には難しい作品でした。
内山 沙貴
評価:B
さあて、こちらは紛れもないホラー。滔々と進む文章と意味深で意味不明なシチュエーション。笑える小道具にバカバカしい展開。“誰も思いつかない”をモットーに物語は著者に無謀なきりきり舞をさせられる。ホラーもSFもファンタジーもそれほど厳密に区分する私ではないが、背中をぞっとさせる目的へと一心に向かうのがホラーなのではないかと思う。この短編集はどこかのんびりしたホラーで、急性な展開や突然の転回で奇をてらった脅かしはしないのだが、なんとなく目の離せないシチュエーションで最後まで読ませてしまう。相変わらず変なモノを見つけてきて、平行世界とか超常現象だとか…人に笑われそうだが、小学生の頃の好奇心がまたムクムクと膨らみだす、楽しい小説であった。
大場 義行
評価:E
これ映画化と帯に書いてあったけれど、ちょっとどうなのだろう。本だけでいうならば、止めた方がいいのでは言いたくなる。もともと脚本系の人だから仕方ないのだろうけれど、ちょっと小説としての出来は目を覆いたくなるばかり。脚本版は面白いのかな。「その愛は石より重いか」はまあまあ読めたけれども、他の作品はどうなのでしょうか。ひとつ「うぎゃああ」「キャア」「ううっ」「ギャハハ」という言葉が余りに多いというのがひいてしまう原因のような気がしないでもないが。
北山 玲子
評価:D
どれも懐かしい匂いがして、学生時代に夢中で読んだSFショートショートを思い出した。どこかで読んだことのあるような、という既視感が拭い切れなくてはっきり言って新しさは感じられなかった。映像化を念頭に入れているからなのか、テレビの枠内ではインパクトがあるのだろうが、小説として読むには表題作や『愛は石よりも重いか』ももう少し深く書き込めたのでは…と、なんだか偉そうなことをふと思ってしまった。
佐久間 素子
評価:D
ホラーなんて、一作も入っていないホラー短編集。では、何が入っているのかというと、はじめから順に、奇妙な話、SFコメディ、オカルト、ファンタジー、である。文体が薄っぺらいせいか、何となく話まで薄っぺらい。特に一番ホラーに近い3作目『破壊する男』は、もうはっきり、小学生時分でも既に聞いたことあるような話である。怖くなりたくて、本書を買った人はさぞかしがっかりするであろう。パッケージが悪いね。4作目『その愛は石より重いか』は、素直に読んでいれば、たぶん好きだった。5メートル以上近づくと、石が降ってくる恋人たちの話なのだが、石の降る様子が、ばかばかしくって、ロマンチックで、美しいのだ。まさに、大恋愛。
山田 岳
評価:B-
なんだか軽薄なタッチのSFがいつのまにかズレていき、最後にクスリと笑わせる展開の表題作。駄作か秀作かぎりぎりのところで勝負している一種のニッチ(すきま)小説。かと思えば「破壊する男」では、人間のうつくしい部分だけをすくって生きてきたようなヒロインに、人間のおぞましさをつきつけていくあたり、地球の裏側で筒井康隆とつながっている感じもする。
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