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しをんのしおり
【新潮文庫】
三浦しをん
定価460円(税込)
2005/11
ISBN-4101167524
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン
北嶋 美由紀
評価:★★★
ウェブマガジンに連載されていたエッセイを集めたものだそうで、作者の私生活が四季を通して描かれている。ついていけないところもあり、若いのかオバサンなのか区別しにくい感性に話ばかりが空回りして、最初はちょっと、という感じだったが、知っているコミックなどが出てきたりすると、親近感がもて、空想というか妄想の世界までおもしろく読めるようになった。銀閣寺のプッチンプリン、三十三間堂の第九のコーラスの仏様、作者ならではの比喩にも笑わされ、一体どこで終わるのかわからない、次々続くオマケまで楽しめる。特に、「好み」が次元派か、五右衛門派か調べる話(「次元五右衛門チェックシート発動」)は一緒に遊ばせてもらった。ちなみに私は次元派で、アンドレよりジェローデル少佐が好きなのですが。
久保田 泉
評価:★★★
この作者の、小説とエッセイの別人ぶりは前から耳にしていた。私には二冊目の著者の日常を綴ったエッセイ。もちろん小説も読んでいる。エッセイのファンも多いのだろう。私は、エッセイに関しては二冊ともノリについていけなかった。小説には舌を巻いたのだが。なんと言ったらいいのか…そう、熱唱する歌手の中島みゆきと、深夜ラジオでバカ笑いするDJの中島みゆきの別人ぶりに出会ったときのとまどいというべきか?!う〜ん、そこまでではないか。最近、新聞で著者のエッセイを読んでも思ったが、気ままに独りを生きるようで、三十路前を揺れる、意外に普通の女性だなあと感じた。漫画をこよなく愛し、バンドを追っかけ、もちろん独自の視野や視点はあるけれど、私のイメージするこの年代の独身女性のイメージとなぜか一致する三浦しをん。同年代の人にはこのエッセイ、きっと面白いのでは?私は小説の方を、多大な期待とともに当分マークしていきます。
林 あゆ美
評価:★★★
個人的に三浦しをんさんの本は小説よりエッセイの方が、心の底からゲラゲラ笑えるという一点で好みです。へんてこな理由ですが、こんなにおもしろいエッセイを書く人が、シリアスな小説を書いていると、なにか無理をしていないだろうか(決してしてはいないと思うけど)といらぬ心配してしまい、そっちに気をとられて話そのものを楽しめていないのかもしれません。その点、この本はエッセイなので安心して読めました。
ひたすら好みだけをあげますと、漫画オタクの三浦しをんさんなので、そのオタクぶりが書かれているのはどれも秀逸。ひとは誰でも好きなことは熱く語るもの、三浦しをんさんも漫画がネタに入ってるものは、ほかの作品以上に筆が進んでいるのではないでしょうか(と勝手に想像)。なので「月の光に導かれ」がイチオシです。これは音楽オタクと漫画オタクの語り合いが書かれていて、そのやりとりが絶妙に○○○オタクの私の心をくすぐりました。なんとなくお礼が言いたくなります、ありがとう〜。
手島 洋
評価:★
書評員になってもうすぐ一年になろうとしていますが、三浦しをんの作品が取り上げられるのは、これで3回目。今まで否定的な原稿を書き続けてきたので、今回こそは褒めるぞ! と訳のわからない意気込みをもって、この本を読みました。しかし、それなのにページを読み進めるうちに意気消沈。うーん、どうして。二度あることは三度ある、歴史は繰り返す、というのが世の常なのか。
マンガや友人、身のまわりの出来事を中心に綴った、まさにウェブマガジンならではの内容。それはいいが、それぞれの原稿がお行儀よくまとまりすぎているし、彼女の本当の考えというものが書かれていない気がする。もっと暴走したり、その人ならでは、の意見があったりしないと、文章の上手な人の書いた日常の記録でしかないと思うのだ。文庫裏の「日本の政局も、家族の事件も、人気のTVドラマも。考え始めたらいつのまにかヒートアップ!」という文以上に私の方がヒートアップしたところで、この薄く広く世の中を見る姿勢こそ彼女の個性なのかもしれない、という気もしてきました。そう納得しよう。
山田 絵理
評価:★★★★★
作者とは同年代ということもあって、個人的に私は彼女のエッセイが大好きである。こんなに共感できるのだからお友達になれるのではないかと、勝手に思ってしまうくらいだ。
文章にはたどたどしい部分もあるけど、大好きな漫画やバンドのこと、日常で出くわす珍妙な事件・人・モノ、または男性の好みについて、そして自分勝手な妄想を、サービス精神たっぷり(?)におもしろおかしく披露してくれる。
心配なのが、老若男女も私と同じように楽しんで読んでくれるかということである。とくに同世代でバリバリ働くキャリアウーマン達が読んでも、セレブな暮らしを送っている女性たちが読んでも、笑ってくれるといいなと願う。
小説とは全然違う味わいを持つ、三浦しをんさんのエッセイ。鬱屈した日々を送っていたりストレスがたまっていたりする方には特にお勧め。一時日常を忘れて、しをんワールドに飛び込めば、あははと笑えて心が軽くなる、とても重宝する一冊なのです。
吉田 崇
評価:★★★
エッセイって、多分、非常に作り込まれているか、全然無防備かの両極端のものが面白いのだと思っているのだけれど、では、本作品はどうか?
著者と会った事もない僕が言うのだから、きっとはずれているのだと、敢えて胸を張っていってみるが、このエッセイ集、結構作り込まれているものだと思います。でなければ、こんなに面白い訳がない。
自分を客観視して見せて、何気なくユーモアをふりかけるというのがエッセイの定番だろうけど、この「客観視して見せて」と「何気なくユーモア」っていう所が実は経験がものを言う職人技なのであって、だから、若い人のものにはあんまり感心しないのだけれど、この作品、字面は確かに若々しい(頻繁に出てくるカタカナや!や?)が、語り口には老練なものを感じます。ですから、「三浦しをんはもっと年なはずだ説」をぶちたい所なのですが、あんまり、意味がないのでやめます。げらげら笑って読了、ホント、いろんなものの書ける書き手だと思います。
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