女性に好かれるための心得~『女を味方にして男は大きく伸びる 』

ポケット版 女を味方にして男は大きく伸びる
『ポケット版 女を味方にして男は大きく伸びる』
佐藤 富雄
かんき出版
1,000円(税込)
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 あなたが仕事などで取引先を訪問した時、そこの女性社員が上司に「あの人は感じがいいですね。仕事ができそうな感じですね」と言って味方になってくれるか、「あの人はあまり仕事ができそうにないですね。感じが悪いですね」と言うか、この差は後々の仕事に大きな影響を与えるでしょう。

 悪く言われた人は「オレの良さがその短時間でわかるはずがない」と反論したくなるかもしれませんが、この女性の直感的な評価が意外に当たっているのです。
 
 では、女性に好かれ、信頼されるために必要な心得とはなんでしょう。

 生き方健康学者の佐藤富雄氏が、クラブで働く女性に「口説かれたくないと思うのはどのようなタイプの男か」と聞いたところ、「男友達の少ない人を私は警戒するわ」といった答えが印象的だったそう。人は普通、異性よりも同性との付き合いが多いものです。だから、同性はその人物のことをよく知っています。男友達が少ない男性は、それだけ同性に好かれていないといえます。好かれていないのは、どこかに人間的な欠陥があると見るのが自然。男友達が少ない事実が確かめられれば、わざわざ付き合ってみなくとも、その人物の人柄が、おおよそ察しがつくものです。

 また、「あいつは不実な奴なんだよ」などと、思わず仲間の悪口を言ったりする男性がいますが、こういう会話のなかから女性は、その人物の人となりを見ています。同性の世界でやっていけない男性は、女性からは社会性の欠如した男性に見えるのです。

 興味をもった男性であればあるほど、女性はその人となりが気になるもの。だから、感覚を研ぎ澄ませて、その人の「仲間内における評価」を確かめようとします。ゆえに、女性に好かれたいと思えば、まず同性に好かれることからはじめましょう。心理学的に「同性から好かれる性格」は、"誠実な人""正直な人""理解のある人"だそうです。

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