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神の足跡 (上・下)
グレッグ・アイルズ (著)
【講談社文庫】
税込940円
2006年7月
ISBN-406275441X
ISBN-4062754673
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久々湊 恵美
評価:★★★★☆
高度なコンピューター頭脳が意思をもってしまう、という設定は今までにも何度か小説や映画で扱われてきたおなじみのもの。
この作品では、それに危機感を抱いた主人公がなんとか開発を止めようと命を狙われながら戦うストーリー。
味方がほとんどいない孤独な戦いの中、何度も殺されてしまいそうになるのだけれど寸前で逃れる。
作品中、水素爆弾の例がエピソードとして取り上げられているのだけれど、人類をも破滅させてしまうかも知れないものを完成させてしまう、という開発者の葛藤。
軍事政策に使用しようと開発を推し進める軍部たち。
ラストに至るまで、様々な開発者たちや軍人の間で味方についたり裏切ったりの展開が繰り広げられます。
それにしてもあまりの戦いっぷりに、超人的すぎやしないか。タフガイすぎるんじゃないか。なんてことも思ったりしたのだけれど、美女が出てきてみたり色んな陰謀が渦巻いていたり。
あれです。ハリウッド映画!って雰囲気。
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松井 ゆかり
評価:★★★★☆
これきっと映画化しようとしてる関係者いるな。スリル、サスペンス、そしてロマンスとハリウッド映画に必要な要素がすべて揃ってるもん。緻密なようでいて適度に大ざっぱなストーリーもぴったり。
スタンリー・キューブリック監督の不朽の名作(眠くなるが)「2001年宇宙の旅」を思わせる、人類vs人工知能の争いを描いた話だ。コンピューターの中で永遠に存在し続けたり、全世界のコンピューターネットワークを自らの手中に収めたりするのがそれほど魅力的なこととも思えないのだが、いざ死を前にしたり絶大な権力を手にしたりしたら気持ちも変わるのかもしれない。
それでも、引っぱりに引っぱっての結末がこれ、というところに筆者アイルズの人のよさを感じた。もとが人間の意識であるトリニティと完全なる人工知能ハルとの違いなのだろうか。
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島村 真理
評価:★★★★★
極秘にすすめられている“トリニティ・プロジェクト”。厳しい監視体制をかいくぐり、大統領に事実を伝えようとする医学博士のデイヴィッド・テナントと彼のカウンセラーレイチェル・ワイスの息詰まる逃走劇がはじまる。
共同開発者の不審な死から地球規模のサスペンスまでもっていく壮大さ!いかにもアメリカ的な活劇。あまりに大風呂敷を広げているようだが、前半と後半の毛色の違いをものともせず、物語が収束していくところが見所だ。テナントの夢で彼の地へ導かれていくあたりから、どうなることかとハラハラでした。少々、キリスト教の要素がつよくて、文化の違いを感じますが、とにかく結末を知らずには終われないなという本です。
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水野 裕明
評価:★★★★☆
人工知能開発中の天才ノーベル賞学者が死んでしまい、同僚がその死を疑って探索を始める。開発を行っている会社の警備体制も、盗聴など当たり前という軍や諜報組織も顔負けのもので、のっけからハイテンション&スリリングな展開で、一気に物語の世界に引き込まれる。いかにもアメリカのサスペンス・エンターテインメント作品で、ストーリーがぐいぐいと進んでいく。人によってはB級サスペンスというかもしれないけれど、このスピード感というかドライブ感もまた、読書の楽しみの一つだと思う。人工知能のアイデアはあまりにもSF的で素直に読み込むことはできなかったが、といって、このフィクション自体を損なうこともなく、上下2巻とかなりな枚数の作品ながら、一気に読んで楽しむことができた。webを使ったサイコキラーを描いた『神の狩人』も上下2巻の長篇ではあったが同じような楽しさがあって、おすすめです。
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