有吉、素人に「ブス!」と暴言、レギュラー失う~『嫌われない毒舌のすすめ』

嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)
『嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)』
有吉 弘行
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お笑いコンビ「猿岩石」として『進め!電波少年』のヒッチハイク旅行で一大ブームを巻き起こし、最近では「あだ名」と「毒舌」で再びブレイクを果たした有吉弘行さん。自ら一発屋ならぬ「二発屋」を名乗るしたたかな彼が、自らの世渡りテクニックを『嫌われない毒舌のすすめ』(ベスト新書)で明らかにしている。

「自分もあだ名を付けたいのだが?」とよく聞かれるという有吉さんは「上司にあだ名をつけるなら、バレた時には会社を辞める覚悟で」といきなりの忠告。その上で、基本は外見+内面(やり手ハゲ、センスいいブスなど)だが「できれば自分はあだ名になりそうなネタをまくだけで、名付け親にはなるな」と、あだ名をつけることは基本的にリスクを負うモノであるとアドバイス。

また「毒舌」については「自分はコミュニケーションを取ることが大の苦手」と語った上で「人とコミュニケーションを取るのってそんなに大事? 結局コミュニケーションを取るフリしてるだけでしょ?」とするどいツッコミ。「それなら言いっぱなしにする方がいい。言いっぱなし、言い切り。すると相手も勝手に勘違いしてくれるから楽」と毒舌の効能を述べている。

ただ「毒舌っていうのは、あまりに核心を突いてもダメ」とも。過去には「地方局の生番組で素人に『ブス』と言ってレギュラーを失った」こともあるらしく、一見好き勝手に言いたいことを言っているかに見える彼も、実は数々の失敗を経て"毒舌テク"を培ってきたのだ。

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