告白のベストタイミングは?~『"相手の気持ち"を離さない秘密の恋愛ルール 』

“相手の気持ち”を離さない秘密の恋愛ルール (だいわ文庫)
『“相手の気持ち”を離さない秘密の恋愛ルール (だいわ文庫)』
マーチン
大和書房
580円(税込)
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 「恋患い」という言葉があります。
 
 恋心を自分の中だけに留めておくことは、とても苦しいもの。できるだけ気持ちを相手に伝えて、成就させたいですよね。では、その告白のベストタイミングはいつなのでしょう。答えは「リレーのバトンタッチ」にあるようです。

 多くの人が "関係が終わりそうになった時"に告白をして失敗しています。例えば、好きな人と卒業式や転勤で離ればなれになる時。好きな人が別の人と付き合いはじめた時。好きな人が冷たくなった時。といった場合です。勢いとタイミングがなかったため、これまで告白できずにいたのでしょう。しかし、これらはすべて関係が終わりへ向かうタイミングで、告白をしても良い結果を招くことは難しいのです。

 それよりももっと時間を巻き戻してください。

  "関係が発展しそうな時"こそ、絶好のタイミング。2、3度デートを重ね、「そろそろかなぁ...」という時に、お酒を飲めるようなところへ行き、公園や海、夜景をバックに告白するのです。あまりに一般的なタイミングなので驚くかもしれませんが、これから先を期待している時こそが告白のベストタイミング。先を期待する気持ちが、告白に必要な勢いを生み、そして、告白を受け入れやすくしてくれるのです。

 これは、リレーのバトンタッチに似ていると思いませんか? お互いが同じ速さで走っているほうが、スムーズなバトンタッチができるのです。しかし、恋愛においては、相手がスローダウンしてからバトンを渡そうとする人が多いのです。「このまま終わるよりは、気持ちを伝えて白黒ハッキリさせるほうがいい」と...。

 バトンタッチゾーンは20mしかありません。お尻に火がつく前に、プラス思考でアタックしてみましょう。上り調子の勢いのなかで気持ちを伝えることが、告白のベストタイミングなのです。

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