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7月26日(木)

 最近髪を切りました。髪型だけでなく、雰囲気も変わったようで(自分はそんなつもりはないのですが……)、ある人(浜田さん)からは大人になったと言われ、ある人(浜本さん)からは若くなったと言われて、少々困惑気味です。
 今日は校正の市村さんの家へお届け物に行き、その後、社内で調べものをしていました。いつのまにか雨が降っていたようです。帰るときまでにはやんでいてほしいものです。(原田)

 今日も暑いです。原田さんがだんだん大人の階段をのぼっていくのがうらやましいかぎりです。そんな原田さんは杉江さんと昨日のサッカー日本代表戦についてさっそく語りあってました。二人ともまだ心はサッカー少年のようです。(松倉)

7月25日(水)

 2件のおつかいに行ったのですが、あまりに暑かったので、このままじぶんは唐揚げになってしまうのではないかと思いました。(楢山)


 社内で作業をしていると背骨が痛くなりました。(小野)


 今日は高円寺の図書館へ。児童書のコーナーで本の内容を確認する。「心が温かくなるお話」を読んでいたら思わず心が温かくなってしまった自分にうろたえる。子供に囲まれてさぞかし怪しかったろうと思いながら退散。今日の天気ハレ。(鈴木)

7月24日(火)

 今日の仕事は取次さんへ行ったもの一名、高田馬場周辺で調べものが一名、校正の市村さんちのお届け&中野の図書館へ行ったもの一名。東京は夏ですが皆さんいかがお過ごしですか。今日夏を感じたベスト3をここで発表すると、
3位:近所のペットショップにおいてある犬の置物が麦わら帽子を被っていたこと
2位:セミが鳴いていたこと
1位:図書館にガキんちょが大挙して群れていたこと
ちなみに次点はランニングシャツで歩いていたおじいさん。今日の天気グレート晴れ・(鈴木)

 取次さんへ行った者です。おつかいから帰ってからは、冷蔵庫にある余計な氷を取り除き、その後サランラップと格闘してました。あっと言う間の5時間でした。(原田)

 高田馬場周辺で調べものに行った者です。今日はとても暑く、おつかいでふらふらになって帰ってきたところ、なんとおやつにカステラ! とてもおいしゅうございました。(松倉)

7月23日(月)

 今日の相方は小野くんでした。会社に向かう途中、「もう四年生で授業がないから下宿を引き払う」と、彼から聞きました。残念だな、一度くらいは表敬訪問したかったのにと頭の中で考えていたら、衝撃的な事実に思い当たりました。去年も一昨年も、「クリスマスは小野ッチの家で、オールでエイリアン見ようぜ」とか「大晦日は小野ッチの家で一晩中、スターウォーズだな」とか適当な計画を立ててすっぽかしたのは、僕だったのです。ごめん……小野。(天野)


 天野くんが一週間ほど実家に帰るようなのですが、私、小野もこの度下宿していたアパートを引き払い千葉の実家に戻る運びとなりました。
 さらば、自由な日々よ。
 それにしてもこの三年で貯めた本の山はどう処分しよう。(小野)

7月20日(金)

 おつかいの途中、イクラ御飯がいかに美味しいか語る小野さんは実にいい顔してました。池袋のミステリ文学資料館は極楽みたいな所でした。(楢山)

 今日は鉄平と二人で○○○○○○○○に行って参りました。なぜ行った場所が伏せてあるかというとそれは(二十字略)であり、そのため急遽(八字略)することとなった。○○○○○○○○は(七字略)。○○さんは実に(十五字略)そして我々二人はおもむろに(十八字略)。そこで、写真を(十一字略)。(七字略)して我々は帰ることとなった。しかし(三十二字略)、そして(二十二字略)。笹塚について(九字略)したので私はやむを得ず座って(九字略)していたところ偶然ミステリ文学資料館から戻るところの楢山さんと遭遇したのであった。この日の真実が気になる方は次号本のちらしを読まれたし。本日の天気おおむね曇り。(鈴木)

 今日は鈴木先輩とイイトコに行ってきました。とてもドキドキしました。汗をいっぱいかきました。(関口)

 今日の出来事

浜田さん「にゃあにゃあにゃあ」
松村さん「にゃあにゃあにゃあ」

浜田さん「にゃあにゃあにゃあ」
小野「!」
浜田さん「・・・・・・」
小野「・・・・・・」
浜田さん「修業が足らんな、ひよっこめ」
小野「すいません」(小野)

7月19日(木)

 先日、本の雑誌社で椎名さんにお会いし、舞いあがった私は「コンニチハ」と立ちもせず挨拶してしまいました。失礼しました。そういえば十数年前、ホネフイルムの特別上映会に母に連れられ参加し、椎名さんや野田さんに握手してもらったことがありました。たまたま『二年間の休暇』を抱えていた私は「もっと本を読むんだよ」とにこやかに声をかけていただきました。二十歳になった今、私は笹塚で助っ人をし、読み返しすぎてボロボロになった『二年間の休暇』はひっそり本棚におさまっています。(楢山)

7月18日(水)

 今日は、鈴木さんと二人きり。この日誌を見ていると、最近アルバイトが2人の日多いな。何か、ついこの間までやっていた、お笑い番組「笑いの金メダル」みたいだ。色んなコンビからランダムに二人選んで、漫才やショート・コントをするコーナーがあったけ。しかし、鈴木さんとの絡みは一切なし。あっ、一回だけあった。鈴木さんにパトリシア・ハイスミスの小説『愛しすぎた男』を貸したんだ。まぁ、それだけ。今度は、橋本くんあたりとコンビが組みたいな。(天野)


 今日の仕事はまず和田便。道を歩いていると授業の関係で10分遅れてやって来た天野っちとすれ違う。「何も読む本持ってないんでなにか貸せ」と言って『愛しすぎた男』を借りていく。ハイスミスは、読んだこと無かったんだけど面白かった。本当にありがとう。会社に戻ってから天野っちと手分けしてリライト。その後市村便〜高井戸図書館を自転車でおつかいする。甲州街道を快調に飛ばしていると、とろっとろと走っている大学生を追い抜いた途端猛追してくるではないか。ママチャリで全力疾走(しかし膝を開いた走法は微妙にダサい)してくる姿にすっかり毒気を抜かれ、一時間で帰ってくるつもりが二十分ばかりオーバーしてしまった。しかも後には疲労だけが残った。本日の天気くもり(鈴木)

7月17日(火)

 助っ人に来てみれば一人きりでした。パソコンとにらめっこして、三角窓口に寄せられた葉書の文面を、ぱちこぱちこと打ち込みます。集中しているせいでしょうか、ぱっと目を上げるたびに時計の針が恐ろしく進んでいるのです。しかしいくら時間がたっても葉書の山は消えません。これは私の作業がのろいのだろうか、いやものすごく遅いというつもりはない。そんなら火星人か何かが私の邪魔をしているのじゃなかろうか。ぱっと時間を止めて葉書を増やしてるとか、ぱっと時間を戻して作業をいつまでも終わらせないとか。もしや時間の無限ループに巻き込まれたのに気づいてないだけかも!
 あほなこと考えてるあいだに小野さんがおつかいから帰ってきて穏やかな会社に戻りました。(楢山)


 疲れた。歩いて歩いて歩き倒した。疲労が極致に達すると身体のみならず脳も衰弱することを実感した。
 本日最後のおつかいの帰り道、ついに私の頭の中に志村喬が現れた。彼はブランコをこぎながら“い〜の〜ちィみじ〜かしィ”と『ゴンドラの唄』をあのスモーキーヴォイスで延々と歌いはじめた。「これは目を閉じたら死ぬな」と感じた私は精神を引き締め、本の雑誌社へ続く雨道を必死に歩いたのであった。(小野)

7月13日(金)

 本日の助っ人は私と鉄平の二人。ところで、助っ人が普段調べ物をするPCは2台あり、それなりに人気のPCがあったりする。そして、今日はPCを使う仕事が二人分あり、それなりに醜い争いを演じたりする。

 ラウンド1
 私が原稿のリライトをし、鉄平君に間違いがないかをチェックして貰う。
関「それじゃその間、僕の所でやってるテープ起こしをやってて下さい。」
鈴「それはわかったがその椅子からどいてくれ。」
 
 ラウンド2
 そのあと私が続けてテープ起こし。お遣いの仕事が出る。
関「お遣いです。じゃんけんでどっちが行くか決めましょう」
鈴「それは俺がじゃんけんに弱いことを知ってて言ってるんだな」
関「それじゃ勝った方が。じゃーんけーん……」
鈴「ぽん。俺の負けだ。いやあ残念だが勝った人に行ってきて貰おう」

 ラウンド3
 お遣いから戻る鉄平君。図書館に本を借りに行く。
関「お疲れ様です。どうですか気分転換は」
鈴「そうだな。雨が降る前に行ってくると気持ちいいと思うよ。行ってらっしゃい」

 ラウンド4
 鉄平君のPCでの作業が終わる。他に仕事が出るが、プリンターを使うことになる。
関「こっちのPCはプリンターと相性が悪いです」
鈴「そうか大変だな。それは俺のところでやろう。それじゃこのテープ起こしの残りを頼む。あと5分で終わるがな。」
関「……僕そっちのPCがいいんですよね。」

かなりじゃあくです。
ざんげします。
きょうのてんきはいちにちじゅうあめがふりそうなよかん。(鈴木)

7月12日(木)

 今日は天野さんと松倉くんと僕の3人。なんだか久し振りに会った気がします。天野さんは風邪をひいてしまったようです。テスト前なのでいつもに増して近づかないようにしようと思います。(原田)


 梅雨で蒸し暑い毎日です。僕も髪が長くてむさくるしいのですが、先ほど浜田さんに髪を結んでみたらと勧められました。試しに結んでみたら、浜田さんに褒められました。光栄です。その直後に杉江さんに「バリカン買ったから今度来た時に五分刈りしてあげる」と言われました。飴とムチを使いこなすこわい会社です。(松倉)

 最近、テストや学校の課題の嵐で、徹夜ばっかりしていたら、風邪をひいてしまいました。すいません。今日、バイトの終わりのころ、松倉君が髪を結んでいて、セクシーでした。ちょっとドキっとしてまいました。(天野)

7月11日(水)

 このまえ私が助っ人に入った日は雨でした。社員のみなさまより早く家路につき、ふと自分の握っているビニール傘の持ち手をみれば「すぎえ」とシールが貼ってあるではありませんか。もちろん気づかないふりをしてそのまま十番街商店街を帰りました。
 杉江さん、今日も雨ですね。おかげで濡れ鼠にならずに済みました。傘はちゃんと持ってきたのでお許し下さい。(楢山)


 楢山さんがおにぎりを食べてる。あーおいしそう。でも無理矢理奪って食べるわけにもいかないので、何も言わずじーっと見ながら我慢しました。それぐらいの自制心、僕にだってあります。(原田)

7月10日(火)

 今日はツメツメ。普段は締まりのない三人も今日は真剣です。あまりの真剣さに大塚君がTシャツを着替えました。どんだけ汗をかいたのでしょうか。僕も負けないように頑張りたいものです。(松倉)


 今日は7月10日、そう(多分)納豆の日です。僕も納豆のようにねばり強くツメツメしていたら、汗をかきました。着替えを持ってきて正解でした。
 笹塚の駅のホームで真珠のニセモノを拾いました。(大塚)


 ふと気がつくと大塚君の服がチェンジしている。どうせなら替えのパンツも持ってくればと聞くと、「そうですね〜」とのこと。そういえば本誌最新号に彼の写真が載っている。「ついにグラビアデビューかあ」と本人もご満悦。
 松倉氏の風体はますます深みを帯び、70年代のハード・ロッカーと見まごうばかりである。
 ヴィジュアルの面でますますの進化を遂げる火曜助っ人に今後とも目が離せない。(小野)

7月9日(月)

 ハリハリの日ですが、一人です。
 静かな社内で空調のヴゥゥゥ……という音をBGMに、黙々と作業にはげんでいると、自分がマッシーンになったような錯覚を起こします。ナチュラル・ボーン・ハリハリマッシーン。
『寂しさと呼ばれている状態は、やはりひとつの止まった状態であって、僕は速度によってそれを消すことがいちばん易しい方法であると思う』吉本隆明
 全力で仕事に取り組めということでしょうか。とにかく、小林さんや杉江さんの助力を得て目の前の仕事を完遂させたいと思います。
 はりはりはりはり……。(小野)

7月6日(金)

 先日いただいて冷蔵庫で保存していたスイカを今日みなさんといただきました。
 夏にはやはりスイカです。しかし、同郷の青年・関口鉄平は申し訳なさそうな顔で「僕、スイカ食べられないんです」とのこと。瓜的なものは駄目なそうな。たしかに「スイカ」は「西瓜」と書きますね。
 え〜、そんなところです。(小野)


 今日はテープ起こしです。間に切手を買いに行ったり洗濯をしたりしました。以前は四階からも洗濯物が下りてきたものです。いまはもう会社の洗濯物しかありません。目黒さんのズボンがなつかしいです。
 今日のおやつはスイカでした。みんなとても美味しそうに食べていました。ぼくはスイカは嫌いですが、瓜実顔の女性は好きです。(関口)

7月5日(木)

 今日も助っ人は僕ひとり。
 地方小出版にお遣いに行って来ました。そのお遣いというのは、『本を読む兄、読まぬ兄』を40冊届けるというもの。浜田さんに「重いよ」と言って本を手渡された僕は、「全然大丈夫ですよ!」と言って元気いっぱい会社から飛び出しました。
 しかし、午前中の筋トレの影響もあってか(と言い訳をしつつ)出発から五分で腕の筋肉が悲鳴をあげていました。なんとも情けない……
 なんとか無事に本を届けることができたものの、日頃の筋トレ不足を思い知らされた一日でした。(原田)

7月4日(水)

 今日は一人でテープ起こし。最初は一人でさびしいなぁと思ってましたが、昨日の日誌を読んで、やっぱり一人で良かったと思い直しました。
 昨日はみんなで仲良く「て」をして帰ったんでしょうか。(原田)

7月3日(火)

 本日はテープ起こし2名、早稲田の図書館に調べに行ったもの1名、月島まで本を返しに行ったもの1名。
 松倉くんにお使いに行く店を教える。
「甲州街道に出て右をみると、看板が出ているお店だよ」
「あー、分かります」
 大塚君に図書館の場所を確認する。
「あの人通りの多い通りの、坂を下りて上がったところですよね」
「????」
本日の天気ずっと曇り(鈴木)


 鬼才・松倉氏が「pasmoを持っている男はモテる」と豪語しておりました。何やら胡散臭いのですが「女の子といて改札を通る時、切符だとそのつど券売機に行ってもたつかせる。pasmoを持っていれば、そのままスムーズに通ることが出来てカッコイイ」ということです。
 ……そろそろ僕もpasmoを導入しようかしら。(小野)


 恋愛のたちつてと
「た」……たがいをしる
「ち」……ち(恥)をわきまえる
「つ」……つきあう
「て」……てをつなぐ
「と」……とうじしゃのおすきなままに
大塚君、小野さんこれで大丈夫なはずです。(松倉)


松倉さん、ありがとうございます。特に「ち」のところは参考になります。
さっそく実践に移りたいと思います。とりあえず今日は小野さんと「て」をします。(大塚)

7月2日(月)

 小野が一人で寂しそうだったから、気を遣って入ってあげました。
 今日、会社にくると鉄平くんが助っ人をするのではなく、例のナツイチ・チャレンジの用事で来社していました。一生懸命挑戦している姿はちょっと素敵でした。しかも、これから学校に行くので、そのついでに僕らの仕事もやってくれるというではありませんか。偉い! 頑張れテッペイ!(天野)


 雨っぽい空模様で何となく重い気分であります。
 しかも今日の仕事は社内でひたすらインタビューの打ち込みです。単調な作業のため集中力が途切れうつらうつらと眠りそうになりながらも、ウナギパイを齧りながら時間いっぱいまで疾走しました。
 それにしても本物の鰻が食べたいものだ。(小野)

6月29日(金)

 今日はひとりです。いや、寂しい。
 珍しく杉江さんが私服、ピンクのシャツがとても鮮やかで、目に眩しかったです。
 月末なのでお掃除。シンクをスポンジで擦っていると横から入ってきた浜田さんに洗い残しを指摘されました。自らスポンジを手にしながら「実際にきれいになってなくても、きれいに見えればいいんだよっ」と言う浜田さんの言葉の妙な説得力に一瞬納得しかけるも、その後しばらく「それでいいのだろうか」という疑問が頭の中でリフレインするのでありました。(小野)

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