ドイツ名家の御曹司ゼバスティアンは、文字に色を感じる共感覚の持ち主だった。父親の自殺のトラウマを抱えながら成長した彼は、ベルリンで写真家として大成功をおさめる。
だがある日、若い女性を誘拐したとして緊急逮捕されてしまう。彼は被害者の居場所を吐かせようとする捜査官に強要され、たしかに女を消したと自白した。だが女性は一向に発見されない。
起訴されたゼバスティアンを弁護するため、敏腕弁護士ビークラーが法廷に立つ。そこで明かされた衝撃の真実とは――
『犯罪』『罪悪』『コリーニ事件』で日本のミステリ読者を震憾させたシーラッハが、「真実とは何か」を問いかける、新たなる傑作。
本書『禁忌』の刊行を記念し、ドイツミステリ訳ならこの人!と人気の、酒寄進一先生のミニトーク&サイン会を開催いたします。
店内でのイベントです。本をお買い上げになることが参加条件です。下記ご参加方法をお読みください。
<出演者プロフィール>
酒寄進一(さかより・しんいち)
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て和光大学教授。主な訳書にイーザウ「ネシャン・サーガ」シリーズ、コルドン『ベルリン 1919』『ベルリン 1933』『ベルリン 1945』、ブレヒト『三文オペラ』、キアンプール『この世の涯てまで、よろしく』、フォン・シーラッハ『犯罪』『罪悪』『コリーニ事件』、ノイハウス『深い疵』『白雪姫には死んでもらう』、クッチャー『濡れた魚』『死者の声なき声』『ゴールドスティン』他。
開催日時 | 2015年2月2日(月)19:00~ |
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会場 | 代官山 蔦屋書店 一号館二階イベントスペース |
参加方法 | 2014年12月25日(木)朝7時より、代官山 蔦屋書店 一号館一階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。『禁忌』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著 酒寄進一訳 1836円税込み)をお買い上げになることが参加条件です。 参加券は御一人一枚です。御一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。 |
定員 | 50名 |
問い合わせ先 | 03−3770−2525(営業時間内の問い合わせとなります。 |