死して百有余年、怨霊として甦った紫式部が「本もの」の宇治十帖を語り始める! そして海賊や武士や異族たちの物語が、源氏物語と交錯しながら縦横に展開する――。大胆な設定と壮大なスケールで読むものを圧倒する『女たち三百人の裏切りの書』は、いわば《古川日出男版》源氏物語です。源氏物語の何が古川さんをとらえたのか? 源氏物語と格闘することで見えてきた世界とは?
対談のお相手としてお迎えするのは、古川さんのこれまでの作品も愛読されてきた江國香織さん。江國さんは、九人九様の斬新な解釈で源氏物語を捉えたアンソロジー『源氏物語 九つの変奏』(新潮文庫)で「夕顔」をご執筆されています。『女たち三百人の裏切りの書』についてはもちろん、源氏物語をどう"読む"のか、そしてそれをご自身の作品として"書く"体験についても、お二人にたっぷり語っていただきます。
またとない機会、どうぞお見逃しなく!
開催日時 | 2015/06/02 (火) 19:00 - 20:30 |
---|---|
会場 | ラカグ2F soko 東京メトロ神楽坂駅 矢来口よりすぐ |
参加方法 | こちらのサイトよりご予約ください。 |
入場料 | 2,000(自由席) |
問い合わせ先 | sokoinfo@shinchosha.co.jp |