押尾学「獄中インタビュー&押尾ノート」公開~『EDGE STYLE(エッジ・スタイル)』

EDGE STYLE (エッジ スタイル) 2010年 11月号 [雑誌]
『EDGE STYLE (エッジ スタイル) 2010年 11月号 [雑誌]』
双葉社
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 保釈保証金1000万円を支払い、10月4日に保釈された元俳優・押尾学被告(32)。保護責任者遺棄致死罪などに問われ、東京拘置所に拘置されていた。実に10カ月ぶりとなる保釈で報道陣の前に現れた押尾被告は、肩まで伸びた白髪交じりの髪で登場。事件の月日を物語っているようだった。

 そんな押尾被告の「獄中インタビュー&押尾ノート」を10月7日発売のファッション誌「エッジ・スタイル 11月号」が独占公開している。同誌は9月号でも獄中ノートを独占公開し、大きな話題を呼んだ。

 編集部が3日にわたる独占インタビューを一問一答で掲載。裁判を迎えるにあたりどんな日々を過ごしていたか問われると「アゲハさん(亡くなった田中香織さんの源氏名)のそばにいながら、彼女の命を助けられなかったことを悔やんでいます。私はクリスチャンですから、イエス様とマリア様にお赦しを求め、毎日、冥福を祈ってきました」と話し、友人で一緒に逮捕された泉田勇介受刑者に関しては、彼に裏切られたことなど憤りをあらわにしている。

  裁判員裁判で一番印象に残った場面も振り返り、捜査のあり方にも疑問を投げかけている。自民党の大物政治家の息子が事件に関与しているのではないかとの報道に関してもコメント。「100%再逮捕はない」と警察自らが語っていたのに再逮捕という経緯にも「何か国家的な大きな力が働いたのではないか。そう思わざるを得ません」と話した。

 10カ月間の東京拘置所生活で、何冊にもわたる獄中ノートを綴っているという押尾被告。「オレの周りはみんなオレは終わったと思ってる 9.5割 どいつもこいつも見てろよ 押尾学はもうすでに死んでんだよ」「毎日息苦しい 酸素が欲しい 月がのぼる 雲が流れて風の音がする」「出る杭でも打たれっぱなしでいられるか! って生きてきた。31年突っ張って生きてきた」「変れるべき時代と言うのは必ずある」と心の"つぶやき"が直筆で掲載されている。今後ツイッターで自身の主張を発信することも視野に入れているとか。

 裁判官のみの二審は、早ければ年末から始まる予定だ。

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