"女子が読む"少年マンガ誌『月刊コミックジーン』来春創刊

(c)遠藤海成/メディアファクトリー
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 "女子が読む少年マンガ誌"というコンセプトの月刊コミック誌『コミックジーン』が、2011年4月に創刊されることになりました。以前から少年誌好きな女子というのは存在していましたが、「女子が読む」と堂々と宣言しているのが、この雑誌の新しいところです。
 
 今回発表になった連載予定作は以下の3つ。2009年にアニメ化された『まりあ†ほりっく』(作・遠藤海成)のスピンアウト作品、他誌から移籍連載される『BLAVE10』(作・霜月かいり)、第4回MFコミック大賞受賞作『Black Bird』(仮タイトル、作・蓮一弥)です。

 「少女誌=女子読者」「少年誌=男性読者」の枠をはずすことで、多くの支持を集め、作り手側、読み手側双方の既成概念を打ち破ろうとする狙いがみえます。12月4日にオープンした公式サイトでは、予告動画がアップされ、「もう隠さなくていい」「さらけ出していい」などの文字が。いままで、こっそり少年誌や少女誌を読んでいた人へのメッセージのようにも思えます。

 今後も順次、連載陣を発表する予定。女子が満足する新しい少年マンガ誌が登場するか、期待が集まっています。

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