« 前のページ | 次のページ »

3月23日(水)

 先月訪問し、その素晴らしい棚づくりに驚いた青山一丁目の流水書房を訪問。
 本日は担当のAさんがいらっしゃったのでゆっくり話を伺う。こちらのお店はビジネス街にある60坪ちょっとのお店なのだが、その文芸書の棚の一面が、ある種の人にはたまらない品揃えになっているのだ。

 ある種というのは坪内祐三さんの本が好きな人、あるいは古きよき日本の作家が好きな人と言い換えられるかもしれないが、担当のAさんは「でもおそらく坪内さんはこういう本屋さんは嫌いですよね」と苦笑いするのであった。

 近々フェアコーナーを大々的に入れ替えるようなのだが、そのフェアのリスト作りのために、国会図書館やら古本屋さんやら調べ歩いているそうだ。明らかに本に取り憑かれているような人なのであるが、当然ながらそういう書店員さんが作る棚は面白い。

« 前のページ | 次のページ »