7月13日(日)来訪者なし
週末実家介護。
早朝、『断捨離血風録』の書評が掲載された産経新聞をセブンイレブンに買いにいく。
一転して来訪者なく、散歩とお墓参りをして、本を読んで過ごす。
週末実家介護。
早朝、『断捨離血風録』の書評が掲載された産経新聞をセブンイレブンに買いにいく。
一転して来訪者なく、散歩とお墓参りをして、本を読んで過ごす。
週末実家介護。早朝、『マンションポエム東京論』の書評掲載された毎日新聞を買いにいく。涼しい。
母親の友達がぞくぞくとやってきて、気づけば86歳×2+85歳+75歳=332歳に囲まれていた。
事務の浜田がお休みのため、終日会社で電話番に勤しむ。
昼、白水社のKさんがやってくる。
午後、サンブックス浜田山の木村さんがやってくる。
夜、日下三蔵さんがやってくる。
太田篤哉さんから「一晩で読んじゃったよ!すごい面白んだよ!!」と電話のあった梶原阿貴『爆弾犯の娘』(ブックマン社) と『今すぐ使える麻雀テクニック136』(竹書房)を丸善お茶の水店さんで買って帰る。
1184ページの北上次郎『新刊めったくたガイド大大全』を入稿する。人生でこれ以上厚い本を作ることはないだろう。
午後、池袋で『本を売る技術』の矢部潤子さんと打ち合わせ。
夜、雷鳴轟き土砂降りの中、中学・高校の同級生と西日暮里で待ち合わせし、麻雀をする。久しぶりに卓を囲んでいると、この間の28年という年月がまるでなかったかのような錯覚に陥る。
まさかの大敗北で、来月も麻雀することを約束する。
猛烈な暑さ。体温を超えているような気がする。
汗を滴らせて駒込のBOOKS青いカバさんに「本の雑誌」8月号を納品していると、事務の浜田より定期購読の読者の方から、クール宅急便で「活ホタテ」が届いたと連絡あり、すぐさま会社に戻る。
貝を触ると開いていた口がぴたっと閉じ、まさしく生きたホタテが発泡スチロールの箱に大量に詰められていた。ありがたいかぎり。
そんなところへ新潮社の編集Aさんが来社。「本当に申し訳ないんですけど面白いんで」と櫻田智也『失われた貌』(8月20日発売)のプルーフを差し出してくる。
いまや役職がつきすっかり偉くなってしまったAさんだけれど、この編集者こそが現状の文芸書の売り方(編集者の熱を伝え、プルーフを作り、コメントをもらい、販促をする)の礎を作った編集者なのだった。
そもそもは伊坂幸太郎の『重力ピエロ』に「小説、まだまだいけるじゃん」という帯コピーをつけ、失笑を買ったところからAさんの伝説は始まったのだった。
失笑を買ったものの、書店員さんに熱烈な推薦文とともにゲラを送り、また書店を訪問し直接熱を伝え、売り場とともに「本を売る」ことに初めて取り組んだ編集者だ。
そのAさんは余程の自信がないとこうして売り込みに来ない。『失われた貌』はそれだけの本なのだろう。
プルーフとホタテと交換こする。
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