4月12日(金)

  • 小林カツ代伝 私が死んでもレシピは残る (文春文庫 な 81-1)
  • 『小林カツ代伝 私が死んでもレシピは残る (文春文庫 な 81-1)』
    中原 一歩
    文藝春秋
    756円(税込)
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  • 戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」 (集英社文庫)
  • 『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」 (集英社文庫)』
    斉藤 光政
    集英社
    864円(税込)
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 肉離れ発症から6日。自己診断によると92%回復。ある角度に足が入ったときだけ痛む。

 山下書店大塚店さんに直納。相変わらずしびれるほど良い本屋さん。

 池袋でジュンク堂の田口さんと文学について長話。幸福な時間。

『小林カツ代伝』中原一歩(文春文庫)、『バスは北を進む』せきしろ(幻冬舎文庫)、『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』斉藤光政(集英社文庫)を購入。

4月11日(木)

  • 牛たちの知られざる生活
  • 『牛たちの知られざる生活』
    ロザムンド・ヤング
    アダチプレス
    1,728円(税込)
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  • 羊飼いの暮らし──イギリス湖水地方の四季 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
  • 『羊飼いの暮らし──イギリス湖水地方の四季 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)』
    ジェイムズ リーバンクス
    早川書房
    994円(税込)
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  • 馬語手帖―ウマと話そう
  • 『馬語手帖―ウマと話そう』
    河田 桟
    カディブックス
    1,260円(税込)
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  • はしっこに、馬といる ウマと話そうⅡ
  • 『はしっこに、馬といる ウマと話そうⅡ』
    河田 桟
    カディブックス
    1,836円(税込)
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 肉離れ発症から5日。自己診断によると90%回復。階段の下りがまだ怖い。

 終日、デスクワークというリハビリ。

 やっと心が落ち着き、本を読む。

『牛たちの知られざる生活』ロザムンド・ヤング(アダチブレス)読了。自然のなかで育てた牛という生きものは、こんなに幸福で感情豊かな生き物だったのか。そして牛と暮らすこともこんなに幸せで豊かなことだったのか。読んでるだけでアニマルセラピーにかかった気分だ。

『羊飼いの暮らし』ジェイムズ・リーバンクス(ハヤカワ文庫)、『馬語手帖』『はしっこに、馬といる』(ともに河田桟、カディブックス)と一緒に読むべき一冊。

4月10日(水)

 肉離れ発症から4日。自己診断によると70%回復。ちょっとした坂(上り)がつらい。出社。

 実を言うと本屋大賞翌日、翌々日というのが二番目に忙しく、届いた荷物の片付けやら各所への献本やら様々なところからの問い合わせなどバタバタと過ごす。しかも本日は「本の雑誌」5月号の搬入日となっているため、そちらのツメツメ作業も助っ人総出で行う。

 夕方、リハビリを兼ねて駒込のBOOKS青いカバさんへ納品に伺う。店主の小国さんの誕生らしいのだけれど残念ながら外出中で、留守番の女性から本屋さん開業の相談を受ける。

 本屋さんの閉店ばかりがニュースになるけれど、実は今ほど本屋さんが開業している時代もなく、ただそれが既存の出版流通にのっていないからカウントされないだけなのだった。それは都心部だけでなく、いや都心部以上に郊外で小さなお店がどんどん開いており、しかもその何倍も本屋さんになりたいと考えている人がいるのだ。この萌芽をどう育てていくかに今後の出版業界、というよりは本の未来がかかっているだろう。

4月9日(火)

 発表会当日。ベッドからゆっくり足を下ろす。3日ぶりに踵を床につけることができる。ガッツポーズ。右足のみ超ガニ股にして引きずればどうにか前に進むこともできる。野人岡野雅行なみの回復力。いや、肉離れになってすぐ氷で冷やし、固め、安静に過ごしたのがよかったのだろう。一分一秒でも長く安静に過ごせばそれだけ回復する気がして、会社には行かず、午後、発表会場である明治記念館に集合することにする。

 痛風発症のときも思ったけれど、松葉杖をついているわけではないので、駅や町中で私が怪我しているとは誰も気づいていない。ゆっくり歩いていると邪魔だと言わんばかりに肩をぶつけられ、目の前からスマホを手に歩いてきた青年もこっちが避けるだろうと直進してくる。しかしこちらはサイドステップが踏めないため避けることもできないのだ。単なる日常がこれほど恐ろしい世界だったとは。冷や汗をかきながら信濃町に到着。

 そして明治記念館にほうほうの体でたどり着くと、そこには長年辛苦を共にしてきた実行委員の仲間たちが迎えてくれる。私なぞ居なくても発表会は進むのだろうが、こうしてみんなが私を来たことを喜び、そこに座っていなさいと椅子を出されると、なんだか胸がいっぱいになる。

 発表会はここ数年の中ではもっとも問題なく順調に進み、滞りなく終了となす。その滞りなく進めるために一年間、いや16年間、みなで夜な夜な集まり、たくさんたくさん議論して、試行錯誤してきたのだ。

 今日ほどビールを飲みたいと思う日はないけれど、さすがにこの足で酒を飲むこともできず、打ち上げに参加せず帰宅。

4月8日(月)

 本屋大賞発表会前日ということでやらなければならないことがたくさんあるものの肉離れした右足を床に付くことはできず、どんなに私の左足がロベルト・カルロスだったとしてもケンケンパで御茶ノ水まで行くことはできない。明日の発表会当日にどうにか会場にたどり着くべき奇跡の回復を信じ、お休みをもらう。不覚。

 ベッドの上で安静に過ごすもときおり涙がこぼれる。

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