8月9日(火)
- 『日本をゆっくり走ってみたよ(1) (アクションコミックス)』
- 吉本 浩二
- 双葉社
- 905円(税込)
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中井の伊野尾書店を訪問し、伊野尾さんと最近の本屋さんや出版について話し込む。
本屋さんの棚に蓄積がなくなりTwitter化しているのではないか、本当に本が好きな人は古本屋さんに行っているのではないか、などなど。日頃感じていることを話し、アドバイスを受けるのが私の楽しみのひとつである。
もうひとつの楽しみは伊野尾さんお薦めのコミックを買って帰ることなのだが、今回のお薦めは『日本をゆっくり走ってみたよ』吉本浩二(アクションコミック)だった。伊野尾さんの熱烈推薦文はブログで読めますので、そのほとばしる情熱を皆様受け止めてやってください。
夜、とある出版社の編集者と酒。
その会話のなかで気になったのは、編集者が「売り上げ的に会社に迷惑をかけた本はない」とかパブライン(紀伊國屋書店の販売データ)の数字を語ることだ。いつの間にか編集者は売れ数ばかり気にするようになっているのが、なんとも不思議な感じだ。
そのうち彼らは、自分が作るものを「本」とは呼ばず、「商品」と呼び出すのではないか。もしそうなったら私はそのような「商品」を営業する気はまったくないのである。
本屋さんの棚に蓄積がなくなりTwitter化しているのではないか、本当に本が好きな人は古本屋さんに行っているのではないか、などなど。日頃感じていることを話し、アドバイスを受けるのが私の楽しみのひとつである。
もうひとつの楽しみは伊野尾さんお薦めのコミックを買って帰ることなのだが、今回のお薦めは『日本をゆっくり走ってみたよ』吉本浩二(アクションコミック)だった。伊野尾さんの熱烈推薦文はブログで読めますので、そのほとばしる情熱を皆様受け止めてやってください。
夜、とある出版社の編集者と酒。
その会話のなかで気になったのは、編集者が「売り上げ的に会社に迷惑をかけた本はない」とかパブライン(紀伊國屋書店の販売データ)の数字を語ることだ。いつの間にか編集者は売れ数ばかり気にするようになっているのが、なんとも不思議な感じだ。
そのうち彼らは、自分が作るものを「本」とは呼ばず、「商品」と呼び出すのではないか。もしそうなったら私はそのような「商品」を営業する気はまったくないのである。