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2月1日(水)

笹塚日記
『笹塚日記』
目黒 考二
本の雑誌社
1,728円(税込)
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ホームグラウンド
『ホームグラウンド』
はらだ みずき
本の雑誌社
1,620円(税込)
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植草甚一の勉強
『植草甚一の勉強』
大谷 能生
本の雑誌社
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争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール
『争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』
木村 元彦
集英社インターナショナル
1,620円(税込)
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誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫)
『誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫)』
木村 元彦
集英社
617円(税込)
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 日記の書き方がわからなくなってしまったので目黒考二著『笹塚日記』を読みなおす。

 朝、出社しメールチェックすると外部編集装置のカネコッチから、5月刊行予定の宮田珠己さんの連載「ブックス・メガラニカ」の単行本用データが届いていたので、それまでチェックしていた直しを編集の松村に入れてもらって出力。

 宮田さんに電話すると週刊ブックレビューで紹介する本を探しにちょうど新宿の書店さんに着ているというので、出来たばかりのゲラを持って新宿へ。ライオンで週替わりハンバーグランチを食べながらもろもろ打ち合わせ。

 池袋へ移動し、リブロの矢部さんのところへ。「めくるめくめくーるな日々」再開のお礼と今後のテーマなどを話しつつ、目玉の新刊・はらだみずき『ホームグラウンド』の注文と、すでに初回納品分が半分も売れていた大谷能生『植草甚一の勉強』の追加注文をいただく。

 矢部さんの小部屋から出てきたところで高野秀行さんから電話。
「NPO個人の杉江さんですか?」
 こうやってかかってきたときは本業とまったく関係ない謎の依頼のことが多いのだが、今回もとんでもない依頼だった。

 2月下旬にこのリブロの上「コミュニティ・カレッジ」で行われるらしい高木村元彦さんの『争うは本意ならぬど』(集英社)のトークイベントが高野さんとの対談だそうで、その司会をしてくれないかというのだ。確かに私は高野さんの本も木村さんの本も熱愛熟読しているけれど、それと司会はまったく別の話で、そもそも木村さんには会ったことも見たこともないのである。

 しかし高野さんの依頼をこれ以上断るわけにはいかない。ここ最近『世にも奇妙なマラソン大会』に誘われたときはパスポートを持っていないため同行できず、昨年末の忘年会では「ほらっ」と差し出された蚕の丸焼きからも口をつぐんで逃げてしまったのである。

 というわけで、つい3分前までまったく想定外だった出来事がおき、私の頭に重石が乗ることになった。

 あまりに衝撃に、このあとはどこへ営業に行っていいのかわからなくなり、地下鉄の路線図の前で佇んでいると、駅員の女性から「どこかお探しですか?」と訊ねられる。思わず「注文をたくさんくれる本屋さん」と答えそうになるが、あわてて「いえ」とことわり、丸ノ内線と日比谷線で東銀座へ。

 山下書店東銀座店F店長さんを訪問するとこちらでも『植草甚一の勉強』が売れていて追加注文をいただく。それにしてもどこの書店に言っても芥川賞受賞作『共喰い』(集英社)の姿はなく、あの記者会見とその後の報道ぶりによる影響を思い知る。「やっぱりテレビなんですよね...」とF店長さんと話しあう。

 その後六本木などを営業し、会社へ戻る。早めに帰宅するが、喉が痛いのでランニングはせず、木村元彦『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』(集英社文庫)を再読しつつ就寝。

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