1月5日(火)
- 『羊と鋼の森』
- 宮下 奈都
- 文藝春秋
- 1,620円(税込)
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- 『暴力脱獄 [Blu-ray]』
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- 2,500円(税込)
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仕事始め。
営業マンの仕事始めといったら取引先への挨拶まわりというのが定番だと思うけれど、私の場合、年始に投票締め切りとなった本屋大賞の一次投票のFAX投票を打ち込むのが仕事始め。打ち終えなければ集計できず、ふうふういいながら手書きの文字を判読し、タイプしていく。
一段落ついたところで自社出版物の全在庫数を確認。『謎の独立国家ソマリランド』が予想していたよりも早く品切れ危険水域に経ってしており、2016年初の重版を手配。9刷。うれしい。
発売からまもなく3年となるのだが売れ行き衰えず。ロングセラーって本当にあるんだなあ。目標はこういう本を毎年作ること、なんだけれど、そんな簡単なもんじゃない。
午後、挨拶まわり&営業。長期休暇明けの営業は、ひたすら怖い。うまくしゃべれるだろうか、きちんと反応できるだろうか、失礼なことを言ってしまったりしないだろうか。緊張が走り、緊張するが故に失敗してしまいそうで、また恐怖心がわいてくる。膝を震わせ、喉をからからにして何軒か回るとやっと緊張がほぐれてくる。
年末年始は、「王様のブランチ」ブックアワード大賞に選ばれ、直木賞候補にもなっている宮下奈都の『羊と鋼の森』(文藝春秋)が絶好調だったようで、各店売り切れの様子。また、又吉直樹の『火花』(文藝春秋)も再点火し、ランキング入りしているお店が多い。
帰宅後、娘の塾、息子のナイター練習の迎えに行き、映画「暴力脱獄」を観る。ポール・ニューマンの不敵な笑みがたまらない。