1月7日(木)
- 『坂の途中の家』
- 角田光代
- 朝日新聞出版
- 1,728円(税込)
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角田光代は怪物だ。
通勤中に『坂の途中の家』(朝日新聞出版)を読了し、思わず叫びたくなる。いや、もしかしたら叫んだかもしれない。どうしたらこんな恐ろしい物語を書けるんだろうか。
育児中の、誰もが目を背け、なかったことにしたい記憶や思いを、これでもかこれでもかと抉りだす。そして人間関係の本質を露わにする。おそろしい。角田光代はやっぱり怪物だ。
朝、おじさん三人組の取材で、東中野の映画館「ポレポレ」に直行。「ヤクザと憲法」観る。
昼、神保町に戻って「菊水」でひじきめし定食。至福。しかも七草粥も振る舞われる。
午後、紀伊國屋書店西武渋谷店さんに『おすすめ文庫王国2016』と特製ブックカバー直納。