『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』刊行記念 白井明大さん選書フェア ~その声に耳をすました本~

  • 希望はいつも当たり前の言葉で語られる
  • 『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』
    白井 明大
    草思社
    1,512円(税込)
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コピーライターとして、詩人として、七十二候など旧暦に関する著述、エッセイの書き手として、様々な場面で「言葉」と向き合ってきた白井明大さんの新刊『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』が刊行されます。
優れた言葉の送り手が、これまでに受け取ってきた言葉について綴られたものです。
言葉について熟考してきたであろう著者がどのような言葉を大事にしていて、心の支えとなっているのか。
人と人が「言葉」でつながることをかんがえるうえで、とても重要な一冊になるのではないでしょうか。
刊行に合わせてブックフェアを行います。白井さんに選んでいただいた20冊を展開いたします。それぞれの本がささやいた「希望」にわたしたちも耳をかたむけることができることでしょう。
企画について連絡をとるなかで白井さんは、このようにおっしゃいました。

「希望」というのは、いまのような時代に、いだくのがむつかしいですから、なんらかの声といっしょに差し出せるのはありがたいです。
「希望」という言葉がだれかの強迫観念になるのではなく、筆者の単なる押し付けになるのではなく、それでも、じぶんひとりの個人的な体験にもとづいたものが、だれかにとって、なんらかの足しになれば、と思っています。

フェアがそのような機会になることを願っております。

開催日時 2019年7月1日から7月31日
会場 ブックスルーエ一階雑誌フェア台
問い合わせ先

0422(22)5677 ブックスルーエ担当花本