夫・車谷長吉 急逝後の作品を含む最新詩集 『さくら さくらん』(デコ)刊行記念 詩人・高橋順子×装幀家・菊地敦己トークイベント

「表紙から順子さんの詩は始っています」
直木賞作家である夫・車谷長吉の死から4年半...。詩人・高橋順子 5年ぶりの最新詩集『さくら さくらん』には、亡夫への溢れる想いを綴った詩を多数含む、珠玉の詩36編が収録されています。
 今回のトークのお相手は、装幀を担当した菊地敦己氏。
菊地氏は、実は、順子さんの詩が大好き。『あさって歯医者さんに行こう』(2009年・デコ刊行)でも装幀を手がけ、ジャケット買いが続出! それまで詩に触れる機会がなかった人でも、つい手に取りたくなる新しい詩集の装幀を生み出しました。
 今回も注目のデザインです!
三角形の中に赤いまるが2つ...。いったい、なぜ? どのようにして、この表紙カバーは生まれたのでしょう?
<珠玉の詩×珠玉の装幀> <ポエム×デザイン>
その豊饒な相乗効果について、順子さんご本人による詩の朗読をまじえながら、語っていただきます。

※トークのあとにサイン会を行います。


●プロフィール
高橋順子(たかはし・じゅんこ)
詩人。1944年千葉県生まれ。東京大学仏文卒。出版社に勤務しながら第一詩集『海まで』を刊行。1993年に作家の車谷長吉と結婚。著書に詩集『時の雨』(読売文学賞)、『お遍路』、『あさって歯医者さんに行こう』、『海へ』(藤村記念歴程賞、三好達治賞)、エッセイ集『連句のたのしみ』『一茶の連句』『うたはめぐる』『水のなまえ』『星のなまえ』『夫・車谷長吉』(講談社エッセイ賞)、佐藤秀明写真による『雨の名前』『風の名前』『花の名前』『月の名前』『恋の名前』、小説集『緑の石と猫』『海へびのぬけがら』など。

菊地敦己(きくち・あつき)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科中退。大学在学中よりデザインの仕事をはじめる。ブルーマークを経て、2011年に株式会社菊地敦己事務所設立。主な仕事に「青森県立美術館」VI計画、「大宮前体育館」サイン計画、「ミナ ペルホネン」や「サリー・スコット」のブランド計画、『装苑』などの雑誌のアートディレクションなど。主な受賞に講談社出版文化賞ブックデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞、原弘賞、東京ADC賞、JAGDA新人賞など。

開催日時 2019年11月30日(土)18:30開場19:00スタート
会場 武蔵野商工会議所第3第4合同会議室
参加方法

ブックスルーエ一階カウンターないしはお電話にてお申し込みください。0422(22)5677までお願いいたします。
ご来場前に参加費1000円をブックスルーエ一階カウンターにてお支払いいただきます。その際のレシートが入場券となります。
トーク終了後のサイン会ご参加の方は、ブックスルーエで『さくら さくらん』を購入のうえご持参ください。

入場料 1,000円
定員 30名
問い合わせ先

0422(22)5677 ブックスルーエ担当花本