第29回神保町ブックフェスティバル公式イベント 『定価のない本』刊行記念 門井慶喜先生×岡崎武志先生トーク&サイン会

『銀河鉄道の父』の第158回直木三十五賞受賞が記憶に新しい門井慶喜さんの長編『定価のない本』が、このたび東京創元社から刊行されました。
待望の新作となる本書の舞台は、古書の街として有名な東京・神田神保町。江戸時代は旗本の屋敷地として始まり、明治期は多くの学校がひしめく「日本のカルチェ・ラタン」に、大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきたこの街は、文明開化とともに現在に至るまで、絶えず知の集合地としてあり続けています。
『定価のない本』は、終戦後ふたたび活気をとり戻しつつあったこの古書街の片隅で、名もなき一人の古書店主の死から端を発し、古書をめぐるもうひとつの"戦争"を描きます。
出版社とも図書館とも違う、彼らにしかできない方法で書物を守る古書店街の人々を描いた本書ですが、その刊行を記念して、舞台ともなっている神田神保町でトークイベントとサイン会が開催されます。

10月26日(土)・27日(日)に神保町で催される「神保町ブックフェスティバル」公式イベントとして開催される本イベントは、ゲストには古書エッセイで著名な文筆家・岡崎武志さんをお招きして、本書や古書にまつわるお話をしていただきます。貴重なお話を伺える、またとない機会ですので、ぜひご参加してみてください。

開催日時 2019年10月26日(土)15:00開始
会場 ハロー貸会議室神保町10F 東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル10F
参加方法

三省堂書店神保町本店で対象書籍となる『定価のない本』(東京創元社)をご購入くださった方に先着で参加券を配布しています。

定員 90名
関連URL http://jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/4862
補足 イベントの詳細につきましては、三省堂書店神保町本店の公式サイトをご覧ください。
問い合わせ先

三省堂書店神保町本店(代) TEL:03-3233-3312