日販、年末年始の書店売上動向調査「雑誌・書籍」合計で5.0%増

文・写真=新文化編集部

日販、年末年始の書店売上動向調査「雑誌・書籍」合計で5.0%増
恒例の鏡割りにのぞむ日販・古屋文明社長、
有隣堂・松信裕社長、講談社・野間省伸副社長、
日販・柴田克己副社長

1月7日、東京・芝のザ・プリンス・パークタワーで「新春を祝う会」を行い、古屋文明社長が発表した。調査対象1578書店の売上げは「書籍・雑誌」合計が年末(2010年12月29~31日)が前年同期比日5.8%増、年始(2011年1月1~3日)が同4.0%増と5年ぶりのプラスとなった。

古屋社長は、昨年からスタートした書店と売上げ目標を設定する「パートナーズ契約」が取引書店の51%に達したと発表。同契約を行う取引出版社は全契約のうち26.6%にとどまっており、古屋社長は「今年中には50%にしたい」と話した。

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