「キノベス!2010」1位に『いちばんここに似合う人』

文=新文化編集部

1月21日、紀伊國屋書店が発表した。1位はミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』(新潮社)に決まった。以下、2位『切りとれ、あの祈る手を』(佐々木中、河出書房新社)、3位『シューマンの指』(奥泉光、講談社)、4位『流跡』(朝吹真理子、新潮社)、5位『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』(ジェレミー・マーサー、河出書房新社)。
「キノベス」は紀伊國屋書店スタッフがおすすめする書籍のベスト30を選出するもので、今回は2009年10月以降に出版された新刊(文庫化タイトルは除く)が対象。

紀伊國屋書店では、発表に先がけて20日から全店舗で「キノベス!2010フェア」を一斉スタート。スタッフのおすすめコメントや、『いちばんここに似合う人』の訳者・岸本佐知子氏の特別寄稿エッセイを掲載した小冊子も配布している。
なお、今年は番外編として「ゼロ年代のベストコミック」も併せて発表され、『ONE PIECE』『よつばと!』など11作品が選ばれた。

>> 「キノベス!2010」フェアページへ

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