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【文庫本班】2007年6月の課題図書
グアルディア(上・下)
仁木稔 (著)
【ハヤカワ文庫JA】
税込各735円
2007年4月
ISBN-9784150308865
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン
藤田 万弓
評価:★☆☆☆☆
『グアルディア』のような作品に出会うと、「近未来小説」や「次世代型」という言葉に親しみを覚えられない私は若者ではないかもしれません。一応、22歳なんですけど、ついていけませんでした。(年齢の問題ではないのかもしれませんが・・・)
まず、情報が雑多すぎたという難点があります。歴史・民族背景、政治背景、生態設定など世界観を読者に見せるための説明が多かったです。それに、サンティアゴの生体端子のアンヘルも、不老の能力を持つグアルディアのホアキンも、その兄であるラウル、旅人JDとその娘カルラなどほぼ全員が主人公なのでは?!と思うほどストーリーが交錯しています。じっくり読めなかったのもついていけなかった要因なのかもしれません。
ただ、そんな旧体質な私でも読みきることができたのは、「お決まり」の要素が多かったからかと思います。文化が崩壊した後、自分の思い通りに世界を構築させようとする悪役が登場し主人公が戦う、というストーリーを頼りに「再生と破壊」や「テクノロジーの進化」という現代に相応しいテーマを考えることができました。
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松岡 恒太郎
評価:★★☆☆☆
ストーリーには関係ないのだが、表紙を見ていて著者のペンネームに引っかかった。仁木稔、これって朴念仁をもじったのだろうか?
それはいいとして本編である。しっかり組み立てましたって努力のあとが見られるプロットや、とても丁寧に書かれている文章には好感が持てるのだが、いかんせん最後まで物語に入り込めなかった。
近未来の混沌とした世界、巨大コンピューター、不老不死に変異体。SFとしてはやや使い古されたパターンで勝負に挑まれているワケだが、それにしては一時のサッカー日本代表のように少しばかり決定力が不足しているように思われた。
やや欲張って手を広げ、多くのモノを詰め込み過ぎたことも一つの要因かもしれない。
彼らの息づかいだけは伝わってきた気がしたのだが、もうひと息という感じか。
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三浦 英崇
評価:★★★★★
衛星軌道に浮かぶ巨大コンピュータにアクセスするための生体端末に、細胞レベルでの進化を促進することで、生身を兵器と化す生体甲冑……めまいがするくらい素敵なSFガジェットが溢れかえる、この作品の舞台となるのは、行き過ぎた科学が人類をいったん破滅寸前まで追いやった、今から千年以上未来のラテンアメリカ諸邦。
こんな世界になっても、人間の心は一向に進化せず、報われない片想いに身を焼き焦がし、滅びを自ら望んだり、斜に構えて歪んでいったり、愛すべき相手を試して傷つけることに淫したり、といったことを繰り返しているところが、なかなか絶望的な感じでいい。そして、それぞれの感情が、前述のSFガジェット達と絡んだ時に、大量破壊と大量殺戮を生み出していくあたり、人類ってば救いようがないなー、と。
まあ、偉そうに書いてはいますが、登場人物たちの抱える思いは、俺にも覚えのあるものばかりで、正直ちょっと凹み気味でした。
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